▼ファンドとは

ファンドとは何か

ファンドって何?

保険商品で資産形成をする上で、保険、ではなく「ファンドとは何か」という基礎知識がなければ、それは自分がどうやって資産形成をしているのか知らないのと同じです。ファンドについての知識は保険商品内容以上に重要だと考えてください。保険会社はファンドを上手く利用する仕組みを作っているメーカーであり、運用は全てファンドによって行われているからです。

ではそのファンドとはいったい何でしょう。

簡単に言えば、私たちが投資したお金を、数十、数百の有価証券に分散投資してくれる機関です。たくさんの投資家からお金を集めて、それで株、債権、現物、不動産などを買い、運用でお金を増やし、その代わりに投資家から信託報酬と呼ばれる手数料もらうということを役割としています。

こう言ってしまえば簡単ですが、以下にファンド投資のメリットを書いてみます。
仮に100万円持っていてどの会社の株を買おうかなあ、と悩んでいる場面を想像してみてください。

  1. 今後どの株が上がっていくか、どの株を買えばいいか、私たちの代わりにファンドマネージャーが選んでくれる。
  2. 小さな金額で数百の株を保有することができる。
  3. 投資家が何もしなくても、これから下がると判断した株を売り、新しく良いものを買ってくれる。

どうでしょう。こう考えるとなかなか合理的なものだと思いませんか? よく「放ったらかしで○千万」というタイトルの本がありますが、ただファンド投資をしている、専門家に投資を任せて、手数料を払っているだけにすぎません。魔法でも何でもない、極めて合理的な方法を取っているだけです。

ですが、日本に5000、世界に24000あるファンド、いくらファンドマネージャーが試行錯誤して株を買っていも、必ず利益が出るというわけではありません。

このファンドの項目では、ファンドにはどういう種類があるのかから始まって、どのようなファンドを買えば利益が出るかまでお話ししたいと思います。