円安や物価高、年金システムの崩壊により、もはや貯蓄だけで老後の備えはできません。人生100年時代においては、老後資金1億円が必要といわれており、死亡保障を厚くしようか悩んでいる方も多くいます。ライフブリリアンスは、資産運用により死亡保障が増えていく貯蓄型の生命保険商品です。
▼サンライフ香港の会社概要
サンライフ香港(Sun Life Hong Kong)の歴史と保険商品
LIFE Brilliance(ライフブリリアンス)の商品概要

ライフブリリアンスは、保障と貯蓄を兼ね備えた貯蓄型の生命保険商品です。被保険者が100歳で満期を迎えます。途中解約により老後の資産を形成しながら、万が一の備えとしてご家族に死亡保障を残すことが可能です。
資産は債券50〜70%・株式30〜50%の割合で運用。債券が70%だと安定性が高く、長期リターンは控えめですが、損失のブレは小さくなります。
一方、債券が50%だと、ボラティリティが高くなり、リターンも大きくなりやすいですが、その分リスクも高まります。長中期の資産形成を堅実に行いたい投資家にぴったりです。
| 商品名 | LIFE Brilliance |
|---|---|
| 投資目的 | 中長期の資産形成 万が一の備え |
| 契約期間 | 被保険者が100歳まで(途中解約可能) |
| 通貨 | 香港ドル・米ドル・人民元 |
| 積立期間 | 5年・10年・15年・20年・一括 |
| 積立頻度 | 年払い・半年払い・月払い・一括払い |
| 契約年齢 | 5年:0〜65歳 10年:0〜60歳 15年:0〜55歳 20年:0〜50歳 |
| 最低保険料 | 120,000香港ドル・15,000米ドル・105,000人民元 |
手数料
海外生命保険商品は、海外積立商品と異なり、手数料がかかりません。
ボーナス
サンライフの保険商品には、リバーショナリーボーナス(年次)とターミナルボーナス(一時)の2つが用意されています。

これらの支給額は運用実績によって毎回変動します。ただし、リバーショナリーボーナスは、翌年度以降、前年度の金額を下回りません。
ターミナルボーナスは、毎年の運用実績が反映されるため、前年度の支給額を下回る可能性があります。
LIFE Brillianceの特徴
ライフブリリアンスの特徴は、大きく次の3つです。
- 契約後も死亡保障が増えていく
- 中長期で安定したリターンを得られる
- 分散投資により暴落のリスクを回避できる
ライフブリリアンスが自分の価値観や目的、リスク許容度に合っているかわかりますので、同商品の紹介を受けている方はぜひご覧ください。
1. 契約後も死亡保障が増えていく
ライフブリリアンスは、契約後も死亡保障が増えます。資産運用で生まれた利益が積み上がり、死亡保障に充当されるためです。
長期運用の複利により、資産が増えていくため、時間が経つほどリターンが増えていく仕組みです。日本の生命保険だと、契約時点で保障額が固定されるケースが多いので、珍しいパターンだといえます。
2. 中長期で安定したリターンを得られる
シミュレーションによると、ライフブリリアンスの損益分岐年は非保証で12年目・保証で14年目とされています。14年経つと元本を超える想定のため、中長期で安定したリターンを得やすいといえます。
3. 分散投資により暴落のリスクを回避できる
債券を50〜70%・株式を30〜50%に分散投資するため、市場下落のリスクを回避しやすいといえます。
さらに債券は、利息と元本の支払いがあらかじめ決まっており、満期になれば元本が返ってくるため、価格変動が安定しやすい資産です。
そのため、暴落リスクを回避する効果がより高まるでしょう。
LIFE Brillianceの運用シミュレーション
- 契約者と被保険者:30歳・男性・非喫煙者
- 年間保険料:6,885米ドル
- 支払期間:5年
- 保険料総額:34,425米ドル
- 損益分岐:12年目(非保証)・14年目(保証)

シミュレーションを見ると、10〜15年で予定解約返戻金が26,737〜57,571米ドルとなっており、元本を超えていることがわかります。
なお、サンライフの他商品と比較したい方は「サンライフ香港のSunJoy Global II / SunGift Global IIの特徴」もご覧ください。
LIFE Brillianceが向いている人
ライフブリリアンスが向いているのは、大きく以下のような人です。
- 万が一の備えをしたい人
- お子様の教育資金を準備したい人
- 資産運用により老後資金を準備したい人
- 日本の掛け捨ての定期保険に不安を抱いている人
- 円安に備えて外貨建ての保険商品を検討している人
LIFE Brillianceを契約するときの注意点
ライフブリリアンスを契約するときの注意点は、次の2つです。
- 為替リスクがある
- 早期解約で元本割れするリスクがある
1. 為替リスクがある
ライフブリリアンスの通貨は、米ドル・香港ドル・人民元のため、円で受け取るときに為替により金額が変わることがあります。
たとえば、円安だと受け取るときに金額が大きくなりますが、円高だと小さくなります。円換算での資産額を減らさないためには、円安局面での途中解約がポイントです。
2. 早期解約で元本割れするリスクがある
シミュレーションによると、非保証の損益分岐年が12年目、保証だと14年目のため、それ以前に解約すると元本割れするリスクがあります。
ライフブリリアンスで資産運用をするならば、14年目まで運用するのが望ましいでしょう。
まとめ
ライフブリリアンスは、資産運用と死亡保障を兼ね備えた貯蓄型の生命保険商品です。中長期の資産形成と死亡保障により、老後の備えやお子様への教育資金、ご家族への資産継承などにぴったりです。
とはいえ、本記事を読んだだけでは疑問点は解消されないでしょう。いろんな方からよい点・悪い点を聞いて、ライフブリリアンスが自分に必要なのかを判断してみてください。

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