
アスパイアで資産が増えない。
ハンサードとの契約を後悔している…。
このような悩みを解決する記事です。
- アスパイアの商品概要
- アスパイアに投資するメリット・デメリット
- アスパイアで資産が増えないときの対処法



はじめまして。投資助言業や金融商品仲介業などを営んでおります、二宮利徳と申します。この記事の監修者です。
2009年より保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券でIFAとして活動後、エストニアで起業。2020年には日本で法人設立し、金融教育事業を展開し、海外金融に携わり続けています。
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ハンサードのアスパイア(ASPIRE)の商品概要


マン島の生命保険会社であるハンサード(Hansard)の主力積立商品が「アスパイア(ASPIRE)」です。
同商品は運用実績によって将来受け取る資産額や、解約返戻金が変動するユニットリンク型保険です。そのため、IFAの実力によって、資産が増えるのか減るのか左右されます。
2026年5月時点で新規契約はできませんが、停止前に契約していた日本人も多くいます。ここでは契約中の方(とくに契約プランを放置している方)に向けて、アスパイアの商品概要を紹介します。
| 商品名 | ASPIRE |
|---|---|
| 積立期間 | 10〜30年 |
| 契約者数 | 1〜2名 |
| 契約年齢 | 18〜65歳 |
| 積立年齢制限 | 満71歳の誕生日 |
| 初期口座期間 | 15〜24ヶ月 |
| 支払方法 | クレジットカード(VISA、Master Card、JCB、American Express) 海外送金小切手 |
| 積立通貨 | 米ドル、ポンド、ユーロ、香港ドル、スイスフラン、オーストラリアドル、日本円 |
| 積立頻度 | 月払い、四半期払い、半年払い、年払い |
| 最低積立金額 | 150ポンド相当 |
| 口座維持金額 | 1,000ポンド相当 |
| 引き出し | 初期口座期間終了後、申請可能 |
| 減額 | 初期口座期間終了後、申請可能 |
| 停止 | 初期口座期間終了後、申請可能 |
| 解約 | いつでも解約可能 |
手数料
アスパイアの手数料は以下のとおりです。
- 契約手数料:12.25ポンド(毎月)
- 初期口座管理手数料:初期口座の時価総額×8%(毎年)
- 貯蓄口座管理手数料:時価総額×1%(毎年)
- 信託報酬:時価総額×1%(毎年)
- クレジットカード手数料:積立金額×1%(毎月)
アスパイアの手数料は、他の海外生命保険会社に比べて割高です。たとえば、日本人に人気のRL 360°やDOMINIONなどはクレカ手数料がかかりません。
毎月50,000円を25年間積み立てるとして、クレジットカード手数料が毎月1%かかる場合、合計1,500,000円も徴収されます。
また、初期口座管理手数料が毎年8%なのも割高です。(他は年間6%が多い)オフショア投資は長期積立が前提となるため、25〜30年の契約になると、手数料は非常に大きな金額になるでしょう。
ボーナス
アスパイアには以下3つのボーナスが用意されています。
- ▼プレミアムインセンティブ
-
初回積立時に付与されるボーナスです。毎月250ポンド以上積み立てている場合に適用され「毎月の積立金額×20%×積立年数分」が付与されます。ただし、ボーナスの上限は積立金額の6ヶ月分です。たとえば、毎月5.3万円(約250ポンド)を30年間積み立てる場合、計算式は「5.3万円×0.2×30年」となり31.8万円が付与されます。
- ▼ロイヤルティボーナス
-
11年目以降の積立金額に対して毎月5%が付与されます。
- ▼初期口座期間終了後ボーナス
-
累計購入ユニット数に対して0.75%が毎年付与されます。つまり、貯蓄口座管理手数料で毎年1%かかるものが、実質0.25%まで下がることを意味します。
早期解約手数料
満期までに解約すると、早期解約手数料が発生し、残年数に応じた一定のパーセンテージが資産から差し引かれます。解約時期によっては、元本割れするため注意が必要です。
アスパイアに投資するメリット


アスパイアに投資するメリットは、大きく分けて次の2つです。契約中の方で、以下のようなメリットを実感されている場合は、継続をおすすめします。
- 豊富なボーナス制度が備わっている
- 日本語でのサポート体制がある
豊富なボーナス制度が備わっている
アスパイアのボーナスは、他の海外生命保険会社に比べて数が多いです。そのため、契約者にとっても手数料の負担が小さくなっているといえます。
ただし、そもそもアスパイアの手数料は割高です。ボーナスを最大限に活かして、インベスターズトラストやRL360°の手数料と同じ程度になることに留意しましょう。
以下で解説している商品は、ボーナスに関係なく手数料が低く、高額積立が難しい場合の選択肢のひとつとなります。


日本語でのサポート体制がある
ハンサードは日本語でのサポート体制があるため、手続き面で安心しやすい点が特徴です。
他社では英語でのやり取りが必須となるケースも多く、ポートフォリオの変更や解約などの手続きにおいて、意思疎通の齟齬から手続きが難航するリスクがあります。
ただし、2026年現在では紹介者やIFAが英語翻訳対応を行っている場合があり、RL360°やドミニオン、サンライフなどの投資では英語が不要なケースも増えています。
英語翻訳と日本語対応を行っている代理店は以下です。


アスパイアに投資するデメリット


アスパイアに投資するデメリットは、以下のとおりです。
- 手数料の負担が重い
- 解約時のペナルティが大きい
手数料の負担が重い
アスパイアの手数料は、他の海外生命保険会社に比べても割高で、その分リターンを圧迫しているといえます。
ボーナスを活用すれば手数料を相殺できますが、一部では積立金額の条件が定められており、余剰資金が少ない方には不利です。
そのため、個人的にはボーナスで手数料を相殺するタイプではなく、以下のような積立金額に関係なく手数料が低い積立商品がおすすめです。


解約時のペナルティが大きい
アスパイアを途中解約すると、残年数に応じたペナルティが発生します。初期口座期間中や貯蓄口座期間の初期〜中期に解約すると、ペナルティにより元本割れする可能性があります。
ただし、解約ペナルティが大きいのは、アスパイアだけでなく、他の海外積立商品でも同様のことがいえます。
オフショア投資を始めたら、運用成果が悪い状態を除き、基本的には長期積立することが大切です。(運用成果が悪ければ、解約ペナルティを支払ってでも他の投資に乗り換えたほうがよい場合もあります)
アスパイアで資産が増えないときの対処法


アスパイアで資産が増えないときは、以下の2つの対処をして、最適な資産形成を行う必要があります。
- IFAを変更する
- 解約を検討する
IFAを変更する
アスパイアで資産が増えないときは、まずIFAの変更を考えるべきです。オフショア投資の資産運用はIFAが行うため、成果がIFAの実力に左右されます。
そのため、IFAを変更するだけで、運用成績が一気に改善することもあります。
IFAを変更するときは運用実績などを確認し、リターンの改善が見込めるのかを判断することが大切です。
解約を検討する
IFAを変更しても利回りが改善しないならば、損切りしてでも解約を検討するべきです。
リターンがないのに積み立てを続けても、資産形成にはつながりませんし、他の投資をする機会損失になるためです。
解約手数料を支払ってでも、他の積立商品に乗り換えたほうが、長期的な資産形成になる場合があります。
資産形成の選択肢はアスパイアだけでない
アスパイアを解約したら、貯金するのではなく、別の投資をして資産を増やすことが大切です。円安・物価高が進む局面において、現金の実質的な価値は下がっていくためです。
とくに私の場合、海外金融に10年以上携わってきましたので、資産形成の手段としてはオフショア投資がメインとなります。
以下でRL360°やDOMINION、サンライフの運用実績や商品概要を解説していますので、あわせてご覧ください。






まとめ
ハンサードの積立商品「アスパイア」は、2026年5月時点で日本人の新規口座の受付を停止しています。契約中の方は、積立開始から10年以上経っているかと思いますが、資産は増えているでしょうか?
もし契約プランを放置していて累計リターンを確認していない、利回りが低く資産が増えていない、といった状況ならば問題です。
一度運用成績をチェックして、本当に資産形成につながる手段なのか判断しましょう。そして、資産が増えていないならば、早急に対応するべきです。
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