パンアメリカン・ライフの会社概要と保険商品【日本の生命保険との違い】

パンアメリカン・ライフの会社概要と保険商品【日本の生命保険との違い】
二宮利徳

パンアメリカン・ライフはどんな商品を提供しているの?
日本の生命保険とどう違うの?

このような疑問に答える記事です。

本記事でわかること
  • パンアメリカン・ライフの会社概要
  • パンアメリカン・ライフの商品概要
  • アメリカの生命保険と日本の生命保険の違い
  • パンアメリカン・ライフが向いている人・向いていない人
二宮利徳

はじめまして。投資助言業や金融商品仲介業などを営んでおります、二宮利徳と申します。この記事の監修者です。

2009年より保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券でIFAとして活動後、エストニアで起業。2020年には日本で法人設立し、金融教育事業を展開し、海外金融に携わり続けています。

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本記事は特定の金融商品への投資・加入を勧誘するものではなく、あくまで情報提供を目的としております。加入に際しては専門家へ相談の上、自己判断・自己責任でご検討ください。

目次

パンアメリカン・ライフの会社概要

パンアメリカン・ライフの会社概要
出典:Pan-American Life Insurance Group

パンアメリカン・ライフは、1911年アメリカのルイジアナ州ニューオーリンズで設立された大手生命保険グループです。アメリカだけでなく、プエルトリコや中南米、カリブ海など世界22ヶ国で展開しています。

日本では馴染みが薄いですが、海外の富裕層向けの保険分野では、確かな実績を持っています。日本人がパンアメリカン・ライフの保険商品に加入する場合、ケイマン諸島籍の子会社と契約します。

また、格付け評価としては、A.M. Best社から「A」、Fitch社からも「A」を獲得。これは保険金の支払い能力や財務健全性が非常に高い水準だということを意味しています。

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社名Pan-American International Insurance Corporation
本社所在地アメリカ ルイジアナ州 ニューオーリンズ
設立1911年
格付け評価AM Best社: A (Excellent)
Fitch Ratings社: A (Stable)

インデックス型ユニバーサル生命保険を提供

パンアメリカン・ライフは、インデックス型ユニバーサル生命保険(IUL)を提供しています。これはS&P500のような主要な株価指数に連動しつつ、株式市場には直接投資しない仕組みです。

IULには「フロア(下限保証)」と「キャップ(上限設定)」「年次リセット」という仕組みがあります。

  • フロア:株価指数が下落しても、利息付与の下限が保証されている
  • キャップ:市場が高騰しても利回りは設定された上限までになる
  • 年次リセット:市場の暴落によるマイナスが翌年以降に引き継がれない

つまり、株式市場が暴落しても運用により積立金が減りにくく、その代わりに株式市場が急騰しても利回りは設定された数値以上に高まることがありません。

日本の変額保険は国内外の株式や債券などで運用されるため、相場が崩れれば解約返戻金が払込保険料を下回る場合がありますが、IULでは市場下落による資産減少リスクが抑えられています。

ただし、フロアがあっても、利回りが最低保証値のまま長期間推移した場合、増える利息よりも差し引かれる費用の総額が上回る恐れがあるでしょう。あくまでも市場が長期的な上昇トレンドであることを前提とした設計で、長期保有を前提とした人向けだといえます。

パンアメリカン・ライフの主な保険商品

パンアメリカン・ライフの主な保険商品を2つ紹介します。

  • グローバルアセットIUL
  • ビスタライフ IUL

ざっくりいうと、グローバルアセットIULが日本人を含む外国人向け、ビスタライフIULがアメリカ居住者向けの商品です。

グローバルアセットIUL

グローバルアセットIUL

グローバルアセットIULは、一生涯の死亡保障と資産形成の両立を目的とした米ドル建てのインデックス型ユニバーサル保険です。

運用口座を、3つの株価指数に連動するインデックスアカウントと、保険会社が指定する利率で運用される1つの固定金利アカウントから自由に配分可能です。インデックスアカウントは、S&P500やEuro Stoxx 50、Hang Seng Indexなどに連動しています。

また、同商品はIULのためフロアが設定されており、市場が暴落しても積立金が守られる一方、キャップにより利回りの上限も定められています。

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商品タイプインデックス型ユニバーサル保険
契約期間被保険者が121歳まで
契約年齢被保険者が18〜80歳
支払頻度月払い・半年払い
支払方法銀行振込
クレジットカード
死亡保障金額最低:200,000米ドル
最高:規定なし
インデックスアカウントS&P500
Euro Stoxx 50
Hang Seng Index
固定金利最低保証金利:2%
※現在の金利は保険会社によって定期的に見直される
フロア(下限)0%
キャップ(上限)最低:3%
参考:Global Assets IUL

ビスタライフIUL

ビスタライフIUL

ビスタライフIULは、グローバルアセットIULと同じく、一生涯の死亡保障と資産形成の両立を目的とした米ドル建てのインデックス型ユニバーサル保険です。ただし、グローバルアセットIULと違い、同商品はアメリカ居住者向けです。

運用口座を、3つのインデックスアカウントと、1つの固定金利アカウントから自由に配分できます。ただし、グローバルアセットIULと違い、S&P500とEuro Stoxx 50に加えて、NASDAQ-100に連動しています。

また、死亡保障金額が最低100,000米ドルなので、グローバルアセットIULより払込金額を低く抑えられる可能性があるでしょう。

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商品タイプインデックス型ユニバーサル保険
契約期間被保険者が121歳まで
契約年齢被保険者が18〜80歳
支払頻度月払い・半年払い・年払い・一次払い
支払方法銀行振込
クレジットカード
死亡保障金額最低:100,000米ドル
最高:規定なし
インデックスアカウントS&P500
Euro Stoxx 50
NASDAQ-100
固定金利最低保証金利:2%
※現在の金利は保険会社によって定期的に見直される
フロア(下限)0%
キャップ(上限)最低:3%
参考:VISTALIFE 

アメリカの生命保険と日本の生命保険の違い

アメリカの生命保険と日本の生命保険の違い

アメリカの生命保険と日本の生命保険には、主に以下のような違いがあります。

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比較項目アメリカ(IUL)日本(変額保険)日本(定額終身保険)
主な運用対象世界中の主要な株価指数に基づき計算国内外の株式や債券へ
直接投資
国内外の国債や社債、
国内株式等
市場下落時下限保証により利息付与のマイナスを回避株価指数の下落
がダイレクトに反映
直接的な影響はなく、
契約時の保証金利を維持
市場上昇時設定された上限までの
リターン
株価指数の上昇が
上限なしに反映
固定金利のため、インフレ時に実質的な価値が
目減りリスクあり

2026年7月現在、IULのような外貨建ての保険商品を契約する場合、将来的な円高ドル安による為替変動リスクや、解約ペナルティによる元本割れリスクも許容する必要があります。

日本の変額保険は、国内外の株式や債券に直接投資するため、市場の影響を直接受けます。市場の上昇時はよいですが、暴落時には元本割れリスクがともなうことも理解しておきましょう。

また、定額終身保険の場合、将来もらえる保険金や金利が固定されるため、将来的に物価や金利が上昇したときに、資産価値は実質的に目減りします。

このように投資に「100%増える」はなく、リスクがつきまとうため、どこまでなら許容できるかを考えてから契約することが大切です。

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パンアメリカン・ライフの保険商品が向いている人・向いていない人

パンアメリカン・ライフの保険商品が向いている人・向いていない人

パンアメリカン・ライフの保険商品として、グローバルアセットIULが向いている人・向いていない人を紹介します。

向いている人

グローバルアセットIULが向いている人は、以下のとおりです。

  • 長期的な米ドル建ての資産形成を行いたい人
  • 株価下落のリスクを抑えつつ、上昇時のリターンを受けたい人
  • 香港やシンガポールに渡航ができる人
  • 相続・資産移転を効率化したい富裕層
  • 投資信託を活用した国際的な財産管理に興味がある人

向いていない人

グローバルアセットIULが向いていない人は、以下のとおりです。

  • アメリカ居住者である人
  • 5〜10年の短期での資産形成が目的の人
  • キャップを超えたリターンを求めている人

パンアメリカン・ライフに関するよくある質問

パンアメリカン・ライフに関するよくある質問

パンアメリカン・ライフに関するよくある質問に答えます。

  • パンアメリカン・ライフに加入できる人は?
  • パンアメリカン・ライフに加入する方法は?
  • 保険料の支払いを減額・一時停止はできますか?

パンアメリカン・ライフに加入できる人は?

パンアメリカン・ライフに加入できる人は、各保険商品が定める契約年齢や健康状態などを満たす人です。日本人が契約する場合、加入できる保険商品はグローバルアセットIULとなるため、その条件を満たす必要があります。

パンアメリカン・ライフに加入する方法は?

正規の金融ライセンスを保有している海外のIFAを経由して加入する必要があります。日本国内においては、規制によりライセンスが取得できません。日本人が契約することは違法ではありませんが、その契約は日本では行えません。

保険料の支払いを減額・一時停止はできますか?

ライフステージにあわせて減額・一時停止できます。担当のIFAに連絡すると、手続きを進めることが可能です。

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パンアメリカン・ライフは、インデックス型ユニバーサル保険を提供するアメリカの生命保険会社です。日本人は、グローバルアセットIULと契約することになります。

同商品は長期契約と市場上昇を前提とした商品設計です。これを理解しつつ、自分の目的やリスク許容度に合っているかを確認することが大切です。

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公式LINEに登録するだけで受け取れますので、円資産だけを保有している方は、この機会に以下をチェックして、資産形成をしていきましょう。

本記事は特定の金融商品への投資・加入を勧誘するものではなく、あくまで情報提供を目的としております。加入に際しては専門家へ相談の上、自己判断・自己責任でご検討ください。

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監修者

1981年生まれ。2009年に保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券のIFAとして活動後、2016年にエストニアで起業し金融商品仲介業を取得。2020年に日本でセミナー会社を設立、投資教育事業を展開。2023年、日本金融庁より投資助言業を正式に登録し、海外金融に携わり続けている。現在は全国・世界各地の個人投資家にアドバイスを行い、クライアント数は約10,000人にまで拡大。

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