プレミアトラスト ニューホライゾン
他社のプランの貯蓄預金をロールオーバー※(移管)することで運用の期間短縮を目指し、かつ元本確保をしつつ、選択型インデックス投資によりさらなる益金を狙っていく商品です。満期は10年となっています。
移管する原資を一括拠出とし、そのうえで10年間積み立てを行います。
※注:ロールオーバーとは他社のプランの貯蓄預金を、銀行口座へ引き出すなどせずに直接他社のプランに払い込むことです。詳しくはこちら
契約期間中に減額・停止・一部取崩し・滞納がなければ、
10年の満期時に
移管金額の120%および
1年目から10年目までの全拠出額をプレミアトラスト社が最低確保します。
これらを最低保証としながら後述の選択型インデックス投資により、さらなる益金を狙うことができます。
プレミアトラスト《NEW HORIZON》に関する著者の総評
元本確保商品についての項目も併せてご参照ください。
積立通貨 | 米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル |
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最低一括拠出額 | 600米ドル |
最低積立額 | 200米ドル/月 |
プラン管理費用 | 5米ドル/月 |
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口座管理費用 | 1%/年 |
ファンド管理手数料 | 2%年 |
10年満期 | 1年目から10年目に積み立てた金額の8%を加算 |
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※注:ロイヤルティボーナスは当初移管した元本にはかからず、移管後に積み立てた金額にのみかかります。
本商品最大の魅力は、上記の最低益金を確保しながら、8つのインデックスに分散投資でき、それ以上の利回りを狙っていけることです。
以下が選択可能インデックスとなります。
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S&P 500($€£)
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S&P Asia 50($€£)
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EURO STOXX 50($€£)
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MSCI ACWI IMI($)
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MSCI Emerging Markets IMI($€£)
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FTSE(£)
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MSCI EAFE(€)
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MSCI WORLD(€)
また()に表されている通貨は、プレミアトラスト内で、その通貨を投資通貨に指定した場合にしか、そのインデックスを利用できない、ということを意味します。
つまり8つのインデックスをそろえていても、実際に選択できるのは
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米ドルを選んだ場合は5つ
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ユーロを選んだ場合は6つ
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ポンドを選んだ場合は4つ
となります。
(※インデックスについて理解に乏しいというかたは、途中まででいいのでこちらを読まれてください。インデックスは金融投資の軸、背骨ともいえる、重要な概念です。)
一つずつ簡単に解説していきます。
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S&P 500($€£)
アメリカで最も有名なインデックスですの一つです。アメリカ最大の分析評価機関、スタンダード&プアーズが選んだ、アメリカの企業、上位500の平均株価へ投資します。長期的にもっともリスクを抑えて、高い利益を出しているインデックスになります。
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S&P ASIA 50($€)
分析評価機関スタンダード&プアーズが選んだ、アジアの企業、上位50の平均株価へ投資します。中国圏の株が多くなり、リスクが高くなりますが、リスクを排除している元本確保商品と相性が良いよ言えるでっでしょう。
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EURO STOXX 50($€£)
スイスの分析評価機関『ストックス』が算出した、欧州先進国11ヵ国における、上位50社の株式の平均。
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MSCI EMERGING MARKETS IMI($€£)
2007にモルガンスタンレーグループが立ち上げた分析評価機関、MSCI (モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)が算出した、26の新興国から資本規模を問わずに選ばれた、3053の株式の平均値を取ったインデックス。
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FTSE 100(£)
ファイナンシャルタイムズと、ロンドン証券取引所により作られた、FTSEグループにより、1984年に設定された、イギリス国経済を象徴するインデックスです。日経225のように、各部門から選ばれたイギリスを代表する企業100社の平均株価です。
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MSCI ACWI IMI($)
ACWIとはオールカントリーワールドインデックスを意味します。23の先進国と、24の新興国の株式の平均値で、全世界の株式の時価総額の85%を確保しています。
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MSCI EAFE(€)
MSCIにより設定された、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール、日本のうち、資本規模が大規模、中規模の企業からなるインデックスです。
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MSCI WORLD(€)
MSCI ACWIが$にしか対応していないため、ユーロを選択した投資家のために、設定したと思われます。ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、香港、カナダ、アメリカのうち、資本が大規模、中規模な企業から構成されるインデックスです。ACWIでは、そこに他の東南アジア諸国、アフリカ諸国が加わります。
◆総評:他保険会社で貯めた資金のロールオーバー(移管)を全面に押し出した商品です。おそらく、他社商品を利用していて満期以降も運用したい、という顧客を狙って商品開発したのだと思います。しかし実際のところ、プレミアトラストの他商品でも他社からの移管は可能という事実があります。プレミアトラストの商品で比較をすると、一括元本確保型商品は一括で投入した元本しか確保されないのに対し、こちらは同時に積み立てをするという条件で、一括投入元本の120%に加え積み立て元本を確保するという点で、多少の使いわけができると思われます。積立をするのが嫌であれば、10年分の積立金を前納してしまうという手もあります。