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CTFLife(旧FTLife)について|歴史や格付け、保険商品を解説

CTFLife(旧FTLife)について|歴史や格付け、保険商品を解説

CTFLifeは、香港の財閥系グループをバックグラウンドにもつ生命保険会社です。

財務基盤の強固さとサンライフ香港に並ぶ人気の投資先として知られており、日本人の契約者も多くいます。

しかし、本記事を見つけた方は「いまいちどのような会社かわからない…」「安心して投資できるの?」と悩んでいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、CFTLifeの歴史や主な保険商品、投資が向いている人、契約方法などを紹介します。

本記事の結論
  • CTFLifeは強固な財務基盤を有しており、信用格付けの評価も高い
  • CTFLifeには豊富な保険商品があり、どれも安心して投資できる
  • CTFLifeとサンライフ香港を比較・検討してから投資先を決めるのがよい

オフショア投資の契約サポートしている「United BM Wealth」のIFAが、香港に赴いてリサーチした情報を掲載しておりますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

CTFLifeの会社概要

CTFLifeの会社概要
出典:CTFLife

CTFLifeは、香港の大手コングロマリット会社「NWS ホールディングス」の傘下にある生命保険会社です。

香港のグループ会社の傘下にあるため強固な財務基盤が整えられており、ソルベンシー・マージン比率は279%(2025年6月時点)を維持。

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簡単にいうと、景気後退や市場の下落などに対して、必要な資金の2.79倍の自己資本を有しています。

このような背景があり、CTFLifeはオフショア投資を検討している日本人にとって、サンライフ香港と並んで人気の契約先となっています。

参考:CTFLife|Our Unique Edge

歴史

CTFLifeは、1990年から社名をフォルティスホールディング→Ageas→FTLife→CTFLifeへ変えてきた生命保険会社です。その年表は以下のとおりです。

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年代歴史
1990年フォルティスグループの保険部門「フォルティスホールディング」として設立
2010年社名を「Ageas(Ageas Insurance Company(Asia)Limited)」へ変更
2016年香港の保険会社「JDキャピタル」の100%子会社となり、社名を「FTLife(FTLife Insurance Company Limited)」へ変更
2019年香港の「NWS ホールディングス」によるFTLifeの買収
2024年社名を「CFTLife(Chow Tai Fook Life Insurance Company Limited)」へ変更
CFTLifeの歴史年表

NWSホールディングスは、香港を拠点とする「周大福グループ」の一部です。

周大福グループは、大規模商業施設やハイアットリージェンシー香港、グランドハイアット香港等を所有している財閥会社です。

CTFLifeは香港屈指のグループ会社の傘下にあり、その信頼性は非常に高いといえます。

格付け

CTFLifeは「Moody’s」と「Fitch Ratings」という格付け会社から、次のような「非常に高い評価」を得ています。

  • Moody’s: A3(良好な支払い能力あり)
  • Fitch Ratings:A-(強い支払い能力あり)

格付け会社は生命保険会社の財務力を評価しています。

この評価が高いほど強固な財務基盤を有しており、景気後退や市場変動があっても支払いが安定していることを意味します。

契約したい生命保険会社を選ぶときの基準として格付け評価を活用しましょう。

CTFLifeの主な保険商品

ここではCTFLifeの主な保険商品として、日本人にとくに人気の5つを紹介します。

契約期間や積立頻度、年間最低保険料など、CTFLifeと契約するにあたって必要な情報を述べておりますので、ぜひチェックしてみてください。

MyWealth2(マイウェルス2)

MyWealth2(マイウェルス2)
MyWealth2(マイウェルス2)

MyWealth 2は、2年と5年の短期積立で長期的な資産形成を狙える終身保険です。

契約時に選択できる通貨は、米ドル・香港ドル・人民元の3種類のみですが、4年目からは8種類から自由に変更できます。

また、5年目の契約年度以降、または積立期間終了のいずれか遅いとき以降、既存の契約を2つに分けることが可能です。

たとえば、片方を家族に渡す用、もう片方を教育費や老後費向けに分けて運用できます。

さらに、被保険者を何度でも変更すると、世代を超えた長期運用を行うことができ、複利効果を最大化させられます。

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項目内容
プラン終身保険
契約期間被保険者が128歳まで
契約年齢生後15日〜80歳(2年)
生後15日〜75歳(5年)
積立期間2年・5年
積立頻度月払い・半年払い・年払い・一括払い
積立通貨米ドル・香港ドル・人民元・ポンド・ユーロ・シンガポールドル・豪ドル・カナダドル
最低年間保険料・6,000米ドル〜/年(2年)
・3,000米ドル〜/年(5年)
一括払い最低保険料・12,000米ドル〜
・100,000米ドル〜(法人)
出典:CTFLife|MyWealth Savings Insurance Plan 2 (Premier) Product Brochure

Regent Leap(リージェントリープ)

Regent Leap(リージェントリープ)
Regent Leap(リージェントリープ)

Regent Leapは、2年間の短期積立で満期128歳までの終身保険です。MyWealth2のバージョンアップ版で、利回りがさらによくなっています。

10年以上の中長期で運用するならば、MyWealth2よりも利回りがよいです。

また、積立期間が2年間のため、分割払いと一括払いで負担に大きな差がある訳でもありません。そして一括払いで拠出したほうが払戻率が高くなります。

被保険者を何度でも変えられるので、親から子へ世代を超えて長期運用できます。さらに2年目以降には、一部引き出しを行うことが可能です。

項目内容
プラン終身保険
契約期間被保険者が128歳まで
契約年齢生後15日〜80歳
積立期間2年
積立頻度月払い、半年払い、年払い、一括払い
積立通貨米ドル
最低年間保険料6,000米ドル〜/年
一括払い最低保険料12,000米ドル〜
100,000米ドル〜(法人)
出典:CTFLife|Regent Leap Savings Insurance Plan Product Brochure

Ever Shine(エバーシャイン)

Ever Shine(エバーシャイン)
Ever Shine(エバーシャイン)

Ever Shineは、一括払いのみの米ドル建て終身保険です。保険金を一括で拠出し、以降は保証あり/非保証の解約払戻金の積み上げを狙って資産を増やす設計です。

元本回収までの期間は、保証ベースで最短7年、非保証ベースで運営すると最短4年。

さらに被保険者を無制限に変更できるため、資産を世代を超えて引き継ぐことが可能です。また、既存契約を2つに分けられ、分割後は目的に応じた資産運用を行えます。

定期引き出しにも対応しており、年金のように段階的に取り崩せます。

早期の元本回収と定期引き出しにより、教育や老後、相続費用を貯めつつ、計画的に資金を使えるようになるでしょう。

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項目内容
プラン終身保険
契約期間被保険者が128歳まで
契約年齢生後15日〜80歳
積立頻度一括払い
積立通貨米ドル
一括払い最低保険料50,000米ドル
出典:CTFLife|Ever Shine Savings Insurance Plan Product Brochure

Prime Treasure(プライムトレジャー)

Prime Treasure(プライムトレジャー)
Prime Treasure(プライムトレジャー)

Prime Treasureは、一括払い専用の米ドル建て終身保険です。拠出金額が10,000米ドルなので、前述したEver Shineよりも参入ハードルは低めです。

保証ありの解約払戻金をベースにしたときの損益分岐点は最短6年とされており、短期での元本回収が期待できるでしょう。

また最大8%のラージサイズ割引により、一度に大きな金額を拠出するほど購入時に値引きされます。同じ10,000米ドルを支払っても、割引があれば契約に充当される金額が多くなります。

さらに契約5年目以降の契約の分割や被保険者の無制限の変更により、目的に応じて流動的な運用を行うことも可能です。

項目内容
プラン終身保険
契約期間被保険者が128歳まで
契約年齢生後15日〜80歳
積立頻度一括払い
積立通貨米ドル
一括払い最低保険料10,000米ドル
出典:CTFLife|Prime Treasure Savings Insurance Plan Product Brochure

On Your Mind(オンユアマインド)

On Your Mind(オンユアマインド)
On Your Mind(オンユアマインド)

On Your Mindの特徴は、死亡保障を担保に融資を受けて、年金として老後資金に充てられる「リバースモゲージ」があることです。

融資を受ける条件は次のとおりです。

  • 設定した死亡保障の金額が650,000米ドル以上
  • 融資を受ける資格を被保険者が85歳になる前に取得している
  • 融資を受ける資格の取得時に保険料を全額支払っており、債務がない

上記の条件を満たしていて「被保険者が60歳のとき」「保険料の支払いが終了したとき」「契約15年目を迎えたとき」のうち、もっとも遅い時期に融資を受けられます。

この融資は借入なので所得税は課税されません。ただし、金利の返済義務が生じることに留意しましょう。

また、契約20年以内に被保険者が亡くなった場合、最大で死亡保障の50%が上乗せされます。

死亡保障が手厚くなったり融資を受けられたりすると、自分が稼げなくなったときでも家族が資金的に困りにくくなります。

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項目内容
プラン終身保険
契約期間終身
契約年齢6年払い:生後15日〜70歳
12年払い:生後15日〜65歳
20年払い:生後15日〜60歳
25年払い:生後15日〜55歳
積立期間6年・12年・20年・26年※6年のみ一括払いを選択可能
積立頻度月払い・半年払い・年払い・一括払い
積立通貨米ドル
1回あたりの最低保険料月払い:125米ドル
半年払い:750米ドル
年払い:1,500米ドル
年金期間15年・20年・30年・40年
※年金は被保険者が100歳に達する保険契約日までに支払われます
出典:CTFLife|“On Your Mind” Insurance Plan Product Brochure

CTFLifeへの投資が向いている人

CTFLifeへの投資は、次のような考え方がある人に向いています。

  • 生命保険会社の財務基盤の強固さを重視する人
  • ホールライフ型生命保険(終身保険)を契約したい人

CTFLifeは、香港の大手グループ会社の傘下にあり、格付け会社からの評価も高いです。

強固な財務基盤があるため、為替変動や景気後退、市場暴落などのトラブルが発生しても、余裕を持って保険金を支払える資本力があります。

ホールライフ型生命保険は、支払う保険料は自由に決められませんが、死亡保障に備えつつ運用益を狙うことが可能です。

対してユニバーサル保険は、支払う保険料を契約者が自由に決められますが、運用益は確定していません。

日本人にホールライフ型生命保険を提供する会社にはサンライフ香港がありますが、そもそも多くないためCTFLifeは選択肢のひとつになるでしょう。

CTFLifeとの契約方法

CTFLifeと契約するには、オフショア投資の契約手続きをサポートするUnited BM Wealthのような会社に依頼する必要があります。個人での申し込みは不可です。

United BM Wealthは、ドミニオンRL360°、サンライフ香港など幅広いオフショア投資機関の契約手続きを行っております。

契約後の日本語でのアフターサポートも手厚く、契約者様が安心して積み立てられる環境を構築しておりますので、ぜひLINEからご相談ください。

まとめ

CTFLifeは香港のグループ会社の傘下にあり、強固な財務基盤がある生命保険会社です。香港のオフショア投資機関としては、サンライフ香港と並んで人気があります。

そのため、CTFLifeを投資の選択肢として持っておくのもありでしょう。

しかし、本記事を読んだだけでは「自分にCTFLifeが合っているのかわからない…」と悩んでいる方もいるでしょう。

そのような方は、United BM Wealthにお気軽にご相談ください。あなたのライフプランをお聞きしたうえで、最適なオフショア投資情報をお伝えします。

以下のLINEより無料相談が可能ですので、ぜひチェックしてみてください。

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監修者

1981年生まれ。2009年に保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券のIFAとして活動後、2016年にエストニアで起業し金融商品仲介業を取得。2020年に日本でセミナー会社を設立、投資教育事業を展開。2023年、日本金融庁より投資助言業を正式に登録し、海外金融に携わり続けている。現在は全国・世界各地の個人投資家にアドバイスを行い、クライアント数は約10,000人にまで拡大。

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