▼ FT LIFE

積立型商品:OSCAR

FTライフ オスカー

 

FTライフ オスカー
申込み場所 香港
ファンドタイプ ダイレクト(約200種)
分散可能ファンド数 10種類
共同名義人の設定 二人まで
保険金受取人の指定 最大10名まで
積立通貨 米ドル・香港ドル
保険の有無 あり(105タイプ)
最低積立金額 100米ドル
契約期間 5年~25年
契約可能年齢 0歳~60歳
初期口座期間 契約期間による
最低口座維持残高 1800米ドル+解約違約金
積立の停止 可能(初期口座期間終了後)
一部取り崩し 600ドル単位で可能
ボーナス ・ウェルカムボーナス
・ロイヤルティボーナス
クレジットカードで VISA MASTER JCB AMEX
他入金方法 口座振替

FTライフ《OSCAR》に関する著者の総評

積立型商品の各社比較運用期間20年という前提で比較しています。基本的には上位2社の選択になることでしょう。 比較する各社商品 (★の数はお勧め度を表します^...
初期口座期間
契約期間 初期口座期間
5年 18カ月
10年 24カ月
15年 30カ月
20年 36カ月
25年 36カ月

契約当初に設定した契約期間に比例して長くなります。

手数料
手数料 内容
契約手数料 7.5米ドル/月
ファンド管理手数料 1.5%/年 総資産にかかるタイプ
口座管理手数料 5.76%/年
(初期口座にかかるタイプ。詳しくはこちらをご覧ください)
スイッチング手数料 0%
保険手数料 105タイプなので、高齢の方ほど死亡保険金に対する手数料が高くなります。
カード手数料 0%(クレジットカードで積立を行う場合のみ)
運用委託費 0%~2% IFAにより異なる

ボーナス

ロイヤルティボーナス

契約時に設定された満期によって、継続期間達成後に入る金額は異なります。
いずれにせよボーナスは積立10年目と20年目の2回になります。

ロイヤルティボーナス
契約期間 契約10年目のとき 契約満20年目のとき
5年 14% 28%
10年 14% 28%
15年 13% 26%
20年 13% 26%
25年 12% 24%

ウェルカムボーナス

初年度だけに乗るアローケーションボーナスです。
以下の初年度の積み立て金総額に応じてボーナスレートが算出され、そのレートに初年度積み立て金を乗じることによって、ボーナス額が算出されます。
計算式: 初年度ボーナス額 = 初年度積み立て金額 × ボーナスレート

契約開始から毎年の保険料

ウエルカムボーナス レート(%/年)

米ドル

香港ドル

5年契約

10年契約

15年契約

20年契約

25年契約

1,200~5,999

9,600~47,999

2.5%

7.5%

10.0%

12.5%

15.0%

≧6,000

≧48,000

5.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

例:契約年数:25年
初年度払込保険料:毎月500米ドル×12ヶ月=6,000米ドル
以上のような契約条件であると、ボーナスレートがテーブルから30%が算出されます。
そこで、初年度ボーナス = 6,000米ドル × 30%=
1,800米ドルが初年度の終わりに支払われることになります。

解約違約金

契約時に設定した満期によって異なります。しかし最長でも13年我慢すれば違約金が消えるというのは特筆すべき点です。

縦軸が経過年数 横軸が契約年数 となります。
 5年 10年 15年 20年 25年
1 20%  50% 60% 70% 80%
17% 31% 41% 51% 60%
16%  30% 39% 41% 48%
15% 29% 36%  38% 45%
10% 28% 35% 37% 44%
6   0% 27% 34% 36% 43%
0% 26% 33% 35% 42%
0% 25% 32% 34% 41%
9  0% 24%  31% 33% 40%
10 0% 20% 25% 30% 39%
11 0% 0% 0%   0% 38%
12 0% 0% 0%   0%   35%
13 0% 0% 0%   0%   0%

総評:解約違約金が低く、消えるまでの期間も短い点が、まず長所として目につきます。運用がどうやっても上手く行かない人のために、後戻りしやすくなっていると言えるでしょう。手数料は並み、アロケーションボーナスが初年度最大30%と高くのりますが、逆に言えば、初年度だけなので、通算すると低いボーナス体系ということになり、最初に挙げた長所以外は、どうしても平凡な内容と言わざるをえません。筆者はこの商品を使った、7%以上の利回りを継続的に出しているポートフォリをまだ見たことがないので、お持ちの方は連絡いただけるとありがたいです。また運用も投資家が自由にスイッチングできたりということもなく、大した収穫が見こめない内容となっています。可もなく不可もありません。