
エバーグロー128ってどんな商品なの?
海外投資って自分に合っているのかな?
このような疑問に答える記事です。
エバーグロー128は、香港のCTFLife社が提供する貯蓄型保険です。最大の特徴は、最短で契約1年目から最長128年間、毎年キャッシュを受け取れること。日本の保険にはない仕組みです。
一方で、海外の商品だからこそ、為替リスクや解約時の注意点も存在します。
本記事では、エバーグロー128の商品概要から保証クーポンの受取イメージ、メリット・デメリット、向いている人までをわかりやすく解説します。
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Everglow 128の商品概要


エバーグロー128は、香港のCTFLife社(旧:FTLife社)が提供する米ドル建ての貯蓄型保険です。
特徴として、最短で契約1年目から最長128年間、保険料総額の1.8〜3%の保証キャッシュクーポンを毎年受け取れる制度がついています。そのため、死亡保障を求める層ではなく、毎年のキャッシュフローを得ながら長期で資産を増やしたい層に向いています。
ただし、複利効果が効いてくるのは契約10年目以降の試算なので、短期資金での契約には向きません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険会社 | CTFLife(旧:FTライフ) |
| 商品タイプ | 貯蓄型保険(資産運用・継承目的) |
| 契約通貨 | 米ドル |
| 払込期間 | 2年・5年・10年・15年から選択 |
| 満期 | 128回目の契約応当日まで |
| 保証キャッシュクーポン | 2年目以降、毎年保険料総額の1.8~3%を受取 |
| 非保証配当 | 6年目以降:年間配当/10年目 |
| 被保険者変更 | 回数無制限 |
CTFLifeの会社概要については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。


Everglow 128の主な特徴


エバーグロー128の主な特徴を6つ紹介します。
- 128年間受け取れる保証キャッシュクーポン
- 非保証配当による資産増加
- 被保険者の回数無制限の変更
- 柔軟な保険料払込オプション
- プレミアムホリデー(払込の一時休止)
- 死亡保険金の受取・契約継続オプション
1. 128年間受け取れる保証キャッシュクーポン
エバーグロー128の最大の特徴は、保証キャッシュクーポンです。
契約2年目の応当日から、毎年、保険料総額の1.8〜3%を現金で受け取れます。具体的に、第1〜5保険年度は払込期間により2.8〜3.0%、第6保険年度以降は1.8%です。しかも「保証」なので、運用実績に左右されません。
受け取れる期間は最長128年です。契約者が生きている限り、半永久的に続くキャッシュフローになります。
イメージとしては「自分専用の年金」を作るような感覚です。受け取らずに契約内に積み立てておくと利息がつき、さらに増やせる可能性があります(積立利息は非保証で、利率は変動します)。
2. 非保証配当による資産増加
保証クーポンに加えて、以下の2種類の非保証配当があります。
- 年間配当:6年目の契約応当日以降、毎年分配
- 終期配当:10年目以降に宣言され、解約・満期・死亡時に支払い
年間配当は「すぐ受け取る」「契約内に積み立てて複利運用する」「保険料に充当する」の3つから選べます。
非保証のため金額は変動しますが、長期で保有するほど複利効果が働き、資産全体の成長を後押しする設計です。
3. 被保険者の回数無制限の変更
エバーグロー128は、所定の条件を満たせば被保険者を回数の制限なく変更できます(変更後の被保険者は65歳以下などの要件があります)。
たとえば、自分で運用を始めて、将来は子どもへ、さらにその先は孫へ変更可能です。被保険者を変更していくことで、契約を解約せずに世代をまたいで資産を引き継げます。
日本の保険では被保険者の変更は原則できないため、海外保険ならではの機能です。「自分の老後資金」としてだけでなく「家族に残す資産」としても設計できる柔軟性があります。
4. 柔軟な保険料払込オプション
払込期間は2年・5年・10年・15年の4パターンから選択できます。
まとまった資金がある方は短期払い、毎月の収入からコツコツ積み立てたい方は長期払いと、家計の状況に合わせた設計が可能です。
さらに2年払い・5年払いを選んだ場合、保険料を全期前納(一括払い)すると、未経過分の保険料に前納金利がつきます。キャンペーン期間中は金利が優遇されることもあり、実質的なリターン向上につながります。
5. プレミアムホリデー(払込の一時休止)
エバーグロー128には、最大4年間、保険料の払込を休止できるプレミアムホリデー機能があります(申請は契約3年目以降。2年払いと前納済み契約は対象外です)。
ただし、払込期間によって利用条件が異なります。2年払は対象外で、5年払では最長2年間、10年払・15年払では最長4年間が目安です。
今は安定した収入があっても、10年後には住宅購入や子どもの教育費など、家計の状況が変わっているかもしれません。
解約せずに契約を維持できるため「払い続けるか解約か」の二択で追い込まれずに済む安心材料になります。
6. 死亡保険金の受取・契約継続オプション
死亡保険金は、一括受取と分割受取から選べます。分割を選んだ場合は、未払いの残高に利息がつく可能性があります(利率は非保証です)。
たとえば、受取人が若いご家族の場合、一度に大金を渡すのが不安なら分割を指定しておくといった設計ができます。
さらに「契約継続オプション」を使えば、保険金として受け取らずに、受取人がそのまま契約を引き継ぐことが可能です。資産を現金化せず、運用を続けたまま次の世代へ渡せます。
Everglow 128の保証クーポン受取イメージ


エバーグロー128で確実に受け取れる金額を、具体的に見てみましょう。
保証クーポンの受取率は、払込期間によって以下のように決まっています(保険料総額に対する%)。
| 保険年度 | 2年払・5年払 | 10年払・15年払 |
|---|---|---|
| 第1保険年度 | 2.8% | 0% |
| 第2~5保険年度 | 2.8% | 3.0% |
| 第6保険年度以降 | 1.8% | 1.8% |
たとえば、保険料総額50,000米ドル(5年払)で契約した場合、1〜5年目は毎年1,400米ドル、6年目以降は毎年900米ドルを、最長128年間受け取り続けられる計算です。
これはあくまで「保証部分だけ」の数字です。実際には、6年目以降の年次配当と10年目以降のターミナル配当(いずれも非保証)が上乗せの余地としてあります。
正確な受取額や解約返戻金の推移は、年齢・払込期間ごとに作成される個別の設計書で確認するのが確実です。
Everglow 128に投資するメリット


エバーグロー128に投資するメリットは、大きく以下の3つです。
- 保証クーポンと配当の「二段構え」で資産形成できる
- 日本の保険にはない承継機能がある
- 国内の貯蓄型保険を上回る利回りを狙える
1. 保証キャッシュと複利の「二段構え」
エバーグロー128は、毎年必ず受け取れる保証クーポンと、運用実績に応じた非保証配当の2階建て構造です。
保証クーポンだけでも、所定の条件を満たせば保険料総額の1.8〜3%を毎年受け取れる設計です。さらに6年目以降は年次配当、10年目以降はターミナル配当が上乗せされる設計です。



配当を受け取らずに契約内に積み立てれば、利息がついて複利で増える可能性があります。「毎年受け取る安心」と「長期で増やす楽しみ」のどちらを取るかを、自分で選べるのがエバーグロー128のよいところです。
2. 日本の保険にはない承継機能
被保険者を回数無制限で変更できます。
自分から子へ、子から孫へと被保険者を変更していけば、契約を解約することなく、最長128年にわたって資産を世代間で引き継げます。
また、契約継続オプションを使えば、万が一のときに受取人がそのまま契約を引き継ぐことも可能です。



日本の保険では被保険者の変更は原則できません。「運用しながら次の世代へ渡す」という設計が1本の契約で完結するのは、香港保険ならではの強みです。
3. 国内貯蓄型保険を上回る利回り水準
低金利が続く日本の円建て貯蓄型保険では、30年保有しても返戻率は1.1〜1.3倍程度が一般的です。
一方、エバーグロー128は債券を中心に株式も組み入れた運用を行っており、長期保有によって国内商品を上回るリターンを得られる可能性も考えられます。



ただし、高い利回りが「期待できる」のは非保証部分を含めた場合です。保証部分だけを見ると控えめな数字になる点は、後述のデメリットで正直にお伝えします。
Everglow 128に投資するデメリット


エバーグロー128に投資するデメリットは、主に次の3つです。
- 早期解約で元本割れする可能性が高い
- 為替リスクがある
- 非保証配当は変動する
1. 早期解約は元本割れのリスク大
エバーグロー128は長期運用を前提とした商品のため、契約から10年未満で解約すると、解約返戻金が払込額を大きく下回る可能性があります。
2. 為替リスク
エバーグロー128は米ドル建ての商品です。円安のときに投資をして、円高のタイミングで解約・受取をすると、米ドルでは増えていても、円に換算すると目減りすることがあります。
3. 非保証配当は変動する
設計書に記載される将来の解約返戻金のうち、非保証部分は運用実績によって変動します。提示された数字がそのまま保証されるわけではありません。
ただし、CTFLife社の配当実現率(設計書どおりに配当が支払われた割合)は平均95%と、高い水準で推移しています。
Everglow 128が向いている人


エバーグロー128は、主に以下のような人に向いています。
- 15年以上の長期運用を前提にできる人
- 毎年のキャッシュフローを得ながら資産形成したい人
- 子や孫への資産承継も視野に入れたい人
複利と配当が本格的に効いてくるのが10年目以降のため、時間を味方につけられる人ほど有利になります。30代で始めれば、老後を迎える頃にはちょうど複利が効いた状態になっているでしょう。
また、毎年の保証クーポンで「増やしながら受け取る」運用ができるため、老後の私的年金づくりに適しています。
被保険者変更と契約継続オプションを使えば、1本の契約をそのまま家族の資産として引き継ぐことも可能です。
Everglow 128が向いていない人


エバーグロー128は、主に以下のような人に向いていません。
- 10年以内に資金を使う予定がある人
- 為替変動を一切許容できない人
- 元本保証を最優先する人
長期運用を前提とした商品のため、契約から10年未満で解約すると元本割れのリスクが高くなります。住宅購入や教育費など、近い将来に使う予定がある資金での契約には向いていません。
また、米ドル建て保険のため、保険料の支払いや受け取り時に為替変動リスクが発生します。日本円に換算した際の価値の変動を許容できない人や、預金のような全額保証を求める人には不向きです。
Everglow 128に関するよくある質問


エバーグロー128に関してよくある質問に答えます。
Q1. 日本に住んでいても契約できますか?
日本在住でもエバーグロー128の契約が可能です。ただし、香港の保険は日本国内では販売できないため、契約は香港で行う必要があります。渡航手続きや必要書類の準備を含め、正規のIFAを通じて進めるのが一般的です。
Q2. 途中でお金を引き出せますか?
途中引き出し可能です。毎年の保証キャッシュクーポンを現金で受け取れるほか、積み立てた配当部分からの引き出しや一部解約もできます。ただし、引き出しには所定の条件があり、早期の引き出しは将来の返戻率を下げるため、計画的な利用をおすすめします。
Q3. CTFLife社が破綻したらどうなりますか?
香港には保険業監管局(IA)による監督体制があり、保険会社の財務は常にチェックされています。
香港の規制では、「もしものときに保険金をきちんと支払えるお金の余力」を、最低ラインの100%以上に保つよう保険会社に義務付けています。CTFライフ社はこの数字が282%(2025年12月末時点)。義務付けられた水準の約2.8倍の余力を持っている計算です。絶対はありませんが、周大福グループ傘下という資本背景も含め、財務健全性は高い水準です。
Q4. 最低いくらから始められますか?
払込期間や契約プランによって異なりますが、一般的に海外の貯蓄型保険は年間数千米ドル程度からが目安です。具体的な金額は、希望する払込期間をもとに個別の設計書で確認するのが確実です。
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エバーグロー128は、契約2年目から最長128年間、保証クーポンを毎年受け取れる貯蓄型保険です。保証された配当を受け取りながら長期の複利成長も狙えるため、着実に資産を育てたい人に適した設計といえます。
さらに、被保険者の回数無制限変更や契約継続オプションを使えば、自分の老後資金として育てた資産を、そのまま子や孫の世代へ引き継ぐことも可能です。
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