一括拠出商品PLATINUMは安全?解約手数料や向いている人を紹介

インベスターズトラストのプラチナプラン

プラチナプラン(PLATINUM)がどのような商品なのか知りたい。
インベスターズトラストの利回りはどのくらいなの?

このような疑問に答える記事です。

この記事でわかること
  • プラチナプランの手数料やボーナス、解約ペナルティ
  • プラチナプランのメリットとデメリット
  • プラチナプランの運用実績
  • プラチナプランへの投資が向いている人
二宮利徳

はじめまして。投資助言業や金融商品仲介業などを営んでおります、二宮利徳と申します。この記事の監修者です。

2009年より保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券でIFAとして活動後、エストニアで起業。2020年には日本で法人設立し、金融教育事業を展開し、海外金融に携わり続けています。

プラチナプランは、100,000米ドル以上の余剰資金があり、15年未満に解約したい人におすすめです。手数料が低く、契約1年後以降なら解約ペナルティがないためです。

100,000米ドル未満の投資ならば、プラチナプランよりもRL360°の一括拠出商品「Oracle」のほうが手数料が低くなるケースがあります。

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目次

インベスターズトラストのプラチナプラン

インベスターズトラストのプラチナプランの評価シート

インベスターズトラストのプラチナプラン(PLATINUM)は、一括拠出商品です。拠出額に応じて、プランが『プラチナセレクト(10,000米ドル相当以上)』と『プラチナプラス(100,000米ドル相当以上)』に分かれます。

2つのプランの違いは手数料と解約です。プラチナプラスは管理手数料がなく、運用管理手数料が低いため、プラチナセレクトよりも理論上のリターンが高くなります。解約に関して、プラチナセレクトは契約5年目終了後まで一定の解約手数料がかかるのに対して、プラチナプラスはいつ解約しても手数料がかかりません。

また、2つのプランは200種類以上のファンドから10種類を選んで、投資・運用します。年15回までファンドを無料で変更できるため、市場動向に合わせてリバランスを繰り返す運用をすることが可能です。

早期の引き出しや豊富なファンド、自由度の高い運用を求める富裕層に向いている一括拠出商品です。

プラン名プラチナセレクトプラチナプラス
拠出通貨米ドル・ユーロ・英ポンド
拠出額10,000米ドル相当以上100,000米ドル相当以上
追加拠出2,500米ドル相当以上
契約年齢18〜85歳18〜85歳
引き出し引き出し後の残存期間分管理手数料を除く口座価値が2,500米ドル相当以上
死亡給付金保証死亡給付金、支払基準額は解約払戻金の101%

10,000米ドルは約160万円、100,000米ドルは約1,600万円です。
※1米ドル=約160円で計算(2026年3月時点)

手数料

プラチナプランの手数料は次のとおりです。

プラン名プラチナセレクトプラチナプラス
管理手数料1年目〜5年目:
0.4%四半期毎 (毎年1.6%)
契約手数料なしなし
運用管理手数料0.3% 四半期毎 (毎年 1.2%)口座価値の0.125%/月
ファンド変更手数料無料(毎年15回まで)

プラチナセレクトは毎年2.8%、プラチナプラスは毎年1.5%の手数料がかかります。

プラチナセレクトの手数料は一括拠出商品にしては高いですが、プラチナプラスは低いです。なお、比較としてRL360°の一括拠出商品「Oracle」は手数料が1.7%まで下がります。

ボーナス

プラチナプランにはボーナスがありません。

解約

プラチナプランの解約はいつでも可能です。

ただし、解約時期に応じて、一定の手数料が発生します。以下はプラチナセレクトとプラチナプラスの解約手数料です。

プラン名プラチナセレクトプラチナプラス
解約手数料1ヵ年終了後:6.4%
2ヵ年終了後:4.8%
3ヵ年終了後:3.2%
4ヵ年終了後:1.6%
5ヵ年終了後:0%
なし
(最初の12ヶ月以内に解約する場合、1.5%までの最低運用管理手数料が適用)

公式サイトには「プラチナプラスには解約手数料がなく、お好きなときに償還できます」とありますが、最初の1年以内に解約する場合、運用管理手数料1.5%が適用されます。(本来は口座価値の毎月0.125%払い)

ただし、契約1年以降ならばプラチナプラスには、解約手数料がないため、リスクなく全額引き出すことが可能です。

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プラチナプランに投資するメリット・デメリット

プラチナプランに投資するメリット・デメリット

プラチナプランに投資するメリット・デメリットを紹介します。

  • メリット:プラチナプラスで手数料を抑えられる
  • デメリット:ボーナスがない分、投資収益率を高めにくい

メリット:プラチナプラスで手数料を抑えられる

プラチナプラスは、手数料が年間1.5%と低く、解約手数料もないため、他商品に比べて実質的なリターンを高めることが可能です。

以下はインベスターズトラストの投資商品の手数料の一覧です。

  • プラチナプラス(一括拠出商品):1.5%
  • プラチナセレクト(一括拠出商品):2.8%
  • エボリューション(積立商品):2.5〜3.5%ほど
  • S&P500インデックス(積立商品):1.6〜2.75%+月10米ドル相当

積立商品は少額から始められますが、契約手数料が7〜10米ドルほどかかり、リターンを蝕みます。また、長期積立が前提となり、リターンを得るまでに15〜25年ほど必要です。

プラチナセレクトは流動性がありますが、中長期的な視点で見るとエボリューションのほうが手数料が低くなる可能性があります。

プラチナプラスは、他商品と比べて手数料が低いため、100,000米ドル以上の余剰資金がある方におすすめです。

デメリット:ボーナスがない分、投資収益率を高めにくい

プラチナプランにはボーナスがないため、その分投資収益率を高めにくいといえます。

ボーナスがあると積立金額や期間に応じて、時価総額の一定割合が口座に加算されるケースがあります。しかし、ボーナスがないと、資産を増やす手段が運用のみです。

ボーナスがある投資商品に比べると、その分リターンが小さくなるでしょう。

二宮利徳

ボーナスがあると手数料を相殺できます。プラチナプランのように、そもそも手数料が低いならボーナスはなくても問題ありません。ただし、プラチナセレクトは手数料が2.8%と大きいため、ボーナスがないのは重荷になるでしょう。

プラチナプランのような高額投資はできないが、プラチナセレクトだと手数料が高いと感じている方には、RL360°のOracleがおすすめです。

ボーナスを加味すると手数料を1.7%まで下げられるためです。Oracleの手数料やボーナス、ファンドなどの詳細は、別の記事で解説しています。

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プラチナプランの運用実績

プラチナプランのファンドごとの運用実績を一部紹介します。プラチナプランのファンドは、インベスターズトラストのエボリューションと同じです。

スクロールできます
ファンド運用会社ファンド名アセットクラス投資地域年初来3ヶ月1年3年年率5年年率10年年率3年変動率
AllianceBernsteinAB All China Equity Portfolio株式Asia Pacific ex Japan-7.09%-3.43%7.87%9.93%-4.54%0.00%
AllianceBernsteinAB American Income債券United States-0.71%-0.65%4.20%5.67%0.98%2.73%4.95%
AllianceBernsteinAB Emerging Markets Debt債券Emerging Markets-0.42%-0.08%8.87%10.87%2.01%3.35%6.56%
AllianceBernsteinAB Emerging Markets Growth株式Emerging Markets6.52%12.27%32.26%15.76%1.45%6.58%16.90%
AllianceBernsteinAB European Income債券Europe-0.73%-0.55%4.28%6.99%2.16%3.67%3.92%
AllianceBernsteinAB Global High Yield債券Global-0.76%-0.66%5.21%8.82%3.17%4.18%4.40%
AllianceBernsteinAB Global Value株式Global0.81%3.06%26.82%19.20%8.92%8.26%14.26%
AllianceBernsteinAB India Growth株式Single Country-9.53%-7.61%-3.21%8.16%2.88%4.94%13.57%
SchrodersSCH Japanese Equity株式Single Country2.71%5.06%30.75%23.92%13.44%12.07%18.14%
出典:Investors Trust|ファンドプラットフォーム

たとえば、表最後の「SCH Japanese Equity」の場合、1年間の累計リターンは30.75%です。1年前の資産が100万円ならば、1年後は手数料差し引き前で1,307,500円になることを意味します。

プラチナプランのファンド一覧と運用実績の詳細は、別の記事で解説しているため、参考までに確認しておくことをおすすめします。

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プラチナプランへの投資が向いている人

プラチナプランへの投資が向いている人は、15年目より早く全額引き出して、資産を手元に残したい人です。

積立商品のエボリューションの解約手数料が免除されるのが15年目以降なので、15年目より前に引き出したかどうかが最初の基準になります。

そのうえで、以下のような拠出額に応じてプランが分かれます。

  • プラチナセレクト:10,000〜99,999米ドルまでの拠出額から始めたい人
  • プラチナプラス:100,000米ドル以上を拠出できる余剰資金がある人

プラチナプランに関するよくある質問

よくある質問

プラチナプランに関するよくある質問に答えます。

  • インベスターズトラストは2年で解約できますか?
  • インベスターズトラストは金融庁の認可を受けていますか?
  • インベスターズトラストの満期受け取りはどうやりますか?

インベスターズトラストは2年で解約できますか?

2年で解約することは可能です。ただし、投資商品によっては解約手数料が発生します。たとえば、プラチナセレクトを2年目で解約すると、資産の4.8%が徴収されます。運用状況によっては、解約時に元本割れする恐れがあるため注意が必要です。

インベスターズトラストは金融庁の認可を受けていますか?

金融庁の認可は受けていません。インベスターズトラストは海外向けの商品です。金融庁の認可を受けようとすると設計思想が変わるため、そもそもプロバイダーも認可を希望していません。ただし、日本での契約は合法です。

インベスターズトラストの満期受け取りはどうやりますか?

担当IFAに解約したい旨を連絡して手続きをすると、受取口座に資金が入金されます。ただし、ネット銀行では受け取れないことがあるため、実店舗のある金融機関の口座を利用する必要があります。

まとめ

プラチナプランは一括拠出で資産を運用し、15年より早く全額引き出したい人のために開発された投資商品です。投資できるファンドは積立商品のエボリューションと同じです。

流動性が高い代わりにボーナスはありませんが、大きな資金を運用したい人はプラチナプランへ投資しましょう。高い元本から始めるため、その分大きなリターンを得られる可能性があります。

ただし、オフショア投資ではIFA選びが重要です。商品設計が優れていても、運用するIFAに実力がなければ成果はでません。必ず運用実績を確認しましょう。

二宮利徳

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監修者

1981年生まれ。2009年に保険業界へ転身し、2013年に証券外務員資格を取得。あいざわ証券・SBI証券のIFAとして活動後、2016年にエストニアで起業し金融商品仲介業を取得。2020年に日本でセミナー会社を設立、投資教育事業を展開。2023年、日本金融庁より投資助言業を正式に登録し、海外金融に携わり続けている。現在は全国・世界各地の個人投資家にアドバイスを行い、クライアント数は約10,000人にまで拡大。

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