インベスターズトラスト S&P500/MSCI INDEX基本情報
契約期間中に減額・停止・一部取崩し、滞納がなければ、という条件の下、15年を満期に設定した場合投資金額の140%をインベスターズトラスト社が最低確保します。16年目も運用を続けることはでき、15年分の140%を確保したまま、最大20年まで運用できます。
つまり140%の利益(換算年利4.29)を最低保証としながら、後述のインデックスへの投資により、さらなる益金を狙っていける商品となっています。
元本確保商品についての項目も併せてご参照ください。
インベスターズトラスト《S&P500/MSCI INDEX》に関する著者の総評
プラン管理手数料 | 10米ドル/月 |
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口座管理手数料 | 2.0%/年 (10年満期) 1.7%/年 (15年満期) 1.1%/年 (20年満期) |
運用管理手数料 | 0.125%/月 |
ボーナス(ロイヤルティボーナスのみ)
10年経過 | 10年間積み立てた元本の7.5%を加算 |
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15年経過 | 15年間積み立てた元本の7.5%を加算 |
20年経過 | 20年間積み立てた元本の5%を加算 |
この商品の特徴を一言でいうと
「アメリカのインデックスS&P500に積立投資し、運用が失敗しても、15年の積立元本の140%は確保して返しますよ、それ以上利益が出れば、もちろんそのまま返しますよ」というものです。
契約期間中に減額・停止・一部取崩し、滞納がなければ満期時に最低でも積立元本の140%は返戻してくれます。
インデックスについて知識が乏しいなという方は、途中まででかまわないので、こちらをご覧ください。
2020年からはS&Pだけでなく、MSCI EAFEというインデックスにも投資できるようになりました。
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S&P 500($)
アメリカで最も有名なインデックスですの一つです。アメリカ最大の分析評価機関、スタンダード&プアーズが選んだ、アメリカの企業、上位500の平均株価へ投資します。長期的にもっともリスクを抑えて、高い利益を出しているインデックスになります。
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MSCI EAFE($)
MSCIにより設定された、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール、日本のうち、資本規模が大規模、中規模の企業からなるインデックスです。
10年目:10年目までの積立元本の7.5%
15年目:10年目~15年目までの積立元本の5%
20年目:15年目~20年目までの積立元本の5%
25年目:20年目~25年目までの積立元本の5%
◆総評:IFAの営業努力により、外資のドル建て保険が次々にこの商品に乗り換えられました。(最低利率の底上げなので進歩だと考えます。)現在日本で最も契約者が多いオフショア保険商品なのではないでしょうか。これからも運用についてさほど興味のない方、リスクを恐れる方の味方になってくれることでしょう。追記としては、プレミアトラストがS&P500一つではなく、複数のインデックスから投資先を選べる、上位互換商品を作ってしまったので、その後、選択できるインデックスを一つ、心ばかり増やしましたが、まだ追いついているとは言いがたいのではないでしょうか。
コメント
コメント一覧 (5件)
[…] S&P500(元本確保型) […]
[…] NO2 インベスターズトラストS&P500/MSCI index […]
[…] さて、インベスターズトラストが『S&P500』の詳細な商品説明については、こちらをごらんください。 […]
[…] ◆総評:プレミアトラストが独自で開発をはじめた商品分野と言えるでしょう。インベスターズトラストは元本確保の積立型は出しました。ユニットリンク型の一括拠出商品も出しました。しかし元本確保の一括拠出型だけは開発しませんでした。しかしこの元本確保一括拠出型商品は、積立型のように最低でも10年で125%、15年で140%、という利回りの確保はなく、何年を満期に設定しようと確保されるのは拠出した原資、つまり真の意味での元本なのです。では設定する満期を伸ばしてお金が自由になる期間を遠のけたとして、何を得られるのかといえば、ロイヤルティボーナスということになります。積立と同じく5つのインデックスに分散投資できます。一時的にでも運用がマイナスになる可能性を排除したい人にだけ、お勧めします。 […]
[…] ◆総評:金融リテラシーの低い日本やアジア諸国でのインベスターズトラストの元本確保型積立『S&P500』商品の、圧倒的な売れ行きを目の当たりにしたプレミアトラストが、上位互換となるように開発した商品です。アメリカの調子が良くなかった場合どうしようもない、という『S&P500』の欠点を補うべく、元本確保しつつ複数のインデックスに投資できるようにしました。この商品開発に多大な労力がかかっているのは間違いありませんが、どうして主力のプロヴェスト同様に手数料面でもより低く設定し、勝てるようにしなかったのか、と思ってしまいます。しかし確保されている利率以上を狙っていける、魅力的な商品に仕上がっていることは間違いありません。 […]