コーンヒル
CRIA(コーンヒルレギュラーインベストメントアカウント)基本情報
月掛け型と年金型の二つのプランがある。
月掛け型は他社と同じ満期受取の積立
年金型は、積立後の年金受取期間中も、残金の運用をしてくれる。
コーンヒル《CRIA(旧 NEW LIFE)》に関する著者の総評
コーンヒル | CRIA |
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申込み場所 | 日本から可能 |
ファンドタイプ | ダイレクト(総数不明) |
分散可能ファンド数 | 選択できないため不明 |
共同名義人の設定 | 二人まで |
保険金受取人の指定 | 最大5名まで |
積立通貨 | 米ドル・ユーロ・英ポンド |
保険の有無 | あり(101タイプ) |
最低積立金額 | 200米ドル |
最低一括追加金額 | 10,000米ドル |
契約期間 | 12年~35年 |
契約可能年齢 | 20歳~65歳(月掛け型は0歳から) |
初期口座期間 | 2年 |
最低口座維持残高 | 総資産の10% |
積立の停止 | 可能 |
一部取り崩し | 100米ドル単位で可能 |
ボーナス | なし |
クレジットカードで | VISA MASTER JCB AMEX |
その他支払い | 口座振替 |
プラン管理費用: | 10英ポンド/月(年金受取時は1英ポンド/月) |
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口座管理費用: | 1.4%/年 |
IFA手数料 | 0.3 %/年 |
取引手数料 | ファンド購入売却額の3% |
口座開設費 | 積立額の3% |
ボーナス
ロイヤルティボーナス | なし |
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アロケーションボーナス | なし |
解約違約金
特にないが、払い込み停止などを行っていて、設定額に達していなかった場合、総資産の7%を取られる。
◇コーンヒルの最大の特徴
ファンド選択、ポートフォリオ作成の自由が効かないという点です。しかし一般的にIFAが1%取るのに対して、0.3%でやってくれるので、一概にデメリットと言うことはできません。
ただ、ポートフォリオを変えるタイミングまで決まっているというのは、投資の自由を奪っていると私は思います。
二年間の初期口座期間については8%固定利率、それ以降は4年目まで保守型、5年目から8年目まではバランス型、8年目からは積極型、満期が近くなるにつれ、またバランス型、保守型と戻していく、といったようにです。そのポートフォリオ切り替えのタイミングも月掛け型と年金型で違います。
総資産が増えるまで、リスクが高まる積極投資を行わないというのは理に叶っているとはおもいますが、最初から攻めていきたい。あるいは資産が高まった後も、保守型に戻すことなく、徹底して攻めて増やしたいという方には全く向かないといえます。
◆総評:特徴であげたように、運用の仕方が一通りしかないという不自由さを、皆さまはどのように捉えますか?そもそもファンドのスイッチング無料を活かして、高い運用益を狙う点にこそユニットリンク型の商品を使う醍醐味があるのに、それを封じられているのなら、まだIDECOや積立NISAの方がましだと、私は考えます。しかも手数料は高い部類に入ります。以前見た投資家の運用報告書は、リスクの高いファンドを選ばず運用4年目あたりにもかかわらず、通算して大きな損益が出ていました。運用しない方がまだましだと言える商品なのではないでしょうか?手数料引き後の年利が7%を越えている方、いらっしゃったらご連絡いただけると幸いです。