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 コロナによってに生まれ変わった危険な市場

 

 コロナによってに生まれ変わった危険な市場

202011月のバイデンの当選から異常に株価が上がりました。全世界的にです。「株価時価総額/実際の企業総資産」は2008年のリーマンショックが起きる前のサブプライムでの暴騰以上の値を示しました。

 これは500ミリリットルのペットボトルに半分しか水が入っていないのに、(つまり騙されているとわかっているのに)皆がこぞってそれを購入していくという異常な状態です。

 2020年末に暴騰したビットコインは20215月暴落しましたが、暴落する暴落すると言われていた株価は暴落しませんでした。実にヘッジファンドマネージャーのの75%が暴落すると読んでいたのに、暴落しませんでした。

 これはどういうことだったのでしょうか。私も暴落すると思っていたのですが、今はそうではなくコロナによって新しい危険な世界の幕が開けたと捉えました。

 世界的にすべての国家が、給付金のために、歴史的に類例のないほどのお札をすりました。(実はこの点において一番お札を発行して、また1番自分の国で借金をしたのは日本でした。それによって私は初めてもう日本を見捨てなければならないのかと思いました。正直今日本はダメな政府ではなく、いくつかの超優良企業の力で何とか持ちこたえていると思っています)

 コロナで仕事に困った人だけでなく、特に仕事に困ってない人も、もらえるので給付金を請求しました。特に余剰資金を得たのは飲食、航空、観光業以外の大企業です。そして給付金をもらった人と企業は、政府がお金を過剰に造幣していることを知っているので、インフレーションが来る(お金の価値が下がり物の価値が上がる)と思い、株やビットコインという政府の一存で数を増やすことができない資産にお金を変えました。

 私も他の投資家の例にもれず、この株価暴騰が1時的な異常なものだと考えて、アグレッシブにダウや日経に投資をせず、債権のままポジションをとっていましたが、今はコロナ後はこれが平常になってしまったといまは考えを改め、この中でどうやって利益を出せる株をあるいはインデックスを見極められるかと言う思考に至りました。

 本来1しか価値のないものとわかりながらも、2の値段で皆は買っていると言うのが当たり前になった世界、これは一瞬にして暴落する危険がいつでもあると言うことみ示しています。(最近のビットコインがそうでした)

 その中で勝っていく方法は、そう多くはありませんが、その代表的な方法を挙げます。1だけが飛び抜けて難しいです。

 1   いつの時代もこれが最も効率的ですが、これからはもっと読みが難しくなっていくことでしょう。

 『投資家たちの意向で起こる短期的な流行に乗る』

  この手法は、株、債券、コモディティー、FX、あらゆる分野で有効です。頭がいい人と悪い人で損益の差が最も激しくなります。とりわけ仮想通貨は天才でに次どうなるかを読み分けるのは難しいでしょう。

 2この激動の時代でも優秀な成長企業を見極められる、ファンドマネージャーが在籍するファンドに集中投資する。

 3世界的に現金が増えすぎてインフレーションした今、政府の一存で増やせないもの、かつ仮想でないもの、コモディティ、金銀銅プラチナパラジウム、(もし皆様がご理解できるのなら、その上位互換であるアンティークコイン)をゆっくりとドルコスト平均で買っていく。

 実際にはこれら3つを混ぜ合わせた投資法が最も素晴らしいのですが、1番は本当に難しいので、勉強に勉強を重ねた人以外はすべきではないです。

 

!!ただしこのコロナによるお金巻きまくり、金利下げまくりの金融緩和が終われば(特にアメリカの)この方式は崩れます!!!

 世界的な株価の大暴落は必至です。

 諸事情が重なり、長い間投稿できなかったことを申し訳なかったと思いますが、これからも、マーケットの先読みについて少しずつ来週お話していければと思います。

 今後ともどうかよろしくお願いいたします。

  Liberté. Financial  Advisory

       Analyst; Toshinori Ninomiya