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積立・元本確保型商品:PROVEST PRINCIPAL PROTECTION

 

プレミアトラスト プリンシパルプロテクション

基本情報

契約期間中に減額・停止・一部取崩し・滞納がなければ、
10年を満期とした場合投資金額の110%
15年を満期とした場合は140%
20年を満期とした場合は150%
25年を満期とした場合は160%プレミアトラスト社が最低確保します。
それらを最低保証としながら後述の選択型インデックス投資により、さらなる益金を狙っていく商品です。

元本確保商品についての項目も併せてご参照ください。

プレミアトラスト《PROVEST PRINCIPAL PROTECTION》に関する著者の総評

元本確保型商品の比較

手数料
プラン管理費用 5米ドル/月
口座管理費用 1.9%/年
ファンド管理手数料 2%年
ボーナス
ロイヤルティボーナスのみ
10年経過 10年間積み立てた元本の10%を加算
15年経過 5年間積み立てた元本の8%を加算
20年経過 5年間積み立てた元本の8%を加算
25年経過 5年間積み立てた元本の8%を加算

本商品最大の魅力は、上記の最低益金を確保しながら、8つのインデックスに分散投資でき、それ以上の利回りを狙っていけることです。

以下が選択可能インデックスとなります。

  • S&P 500($€£)
  • S&P Asia 50($€£)
  • EURO STOXX 50($€£)
  • MSCI ACWI IMI($)
  • MSCI Emerging Markets IMI($€£)
  • FTSE(£)
  • MSCI EAFE(€)
  • MSCI WORLD(€)

また()に表されている通貨は、プレミアトラスト内で、その通貨を投資通貨に指定した場合にしか、そのインデックスを利用できない、ということを意味します。

つまり8つのインデックスをそろえていても、実際に選択できるのは

  • 米ドルを選んだ場合は5つ
  • ユーロを選んだ場合は6つ
  • ポンドを選んだ場合は4つ

となります。
(※インデックスについて理解に乏しいというかたは、途中まででいいのでこちらを読まれてください。インデックスは金融投資の軸、背骨ともいえる、重要な概念です、)

一つずつ簡単に解説していきます。

  • S&P 500($€£)

    アメリカで最も有名なインデックスですの一つです。アメリカ最大の分析評価機関、スタンダード&プアーズが選んだ、アメリカの企業、上位500の平均株価へ投資します。長期的にもっともリスクを抑えて、高い利益を出しているインデックスになります。

  • S&P ASIA 50($€)

    分析評価機関スタンダード&プアーズが選んだ、アジアの企業、上位50の平均株価へ投資します。中国圏の株が多くなり、リスクが高くなりますが、リスクを排除している元本確保商品と相性が良いと言えるでしょう。

  • EURO STOXX 50($€£)

    スイスの分析評価機関『ストックス』が算出した、欧州先進国11ヵ国における、上位50社の株式の平均。

  • MSCI EMERGING MARKETS IMI($€£)

    2007にモルガンスタンレーグループが立ち上げた分析評価機関、MSCI (モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)が算出した、26の新興国から資本規模を問わずに選ばれた、3053の株式の平均値を取ったインデックス。

  • FTSE 100(£)

    ファイナンシャルタイムズと、ロンドン証券取引所により作られた、FTSEグループにより、1984年に設定された、イギリス国経済を象徴するインデックスです。日経225のように、各部門から選ばれたイギリスを代表する企業100社の平均株価です。

  • MSCI ACWI IMI($)

    ACWIとはオールカントリーワールドインデックスを意味します。23の先進国と、24の新興国の株式の平均値で、全世界の株式の時価総額の85%を確保しています。

  • MSCI EAFE(€)

    MSCIにより設定された、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール、日本のうち、資本規模が大規模、中規模の企業からなるインデックスです。

  • MSCI WORLD(€)

    MSCI ACWIが$にしか対応していないため、ユーロを選択した投資家のために、設定したと思われます。ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、香港、カナダ、アメリカのうち、資本が大規模、中規模な企業から構成されるインデックスです。ACWIでは、そこに他の東南アジア諸国、アフリカ諸国が加わります。

◆総評:金融リテラシーの低い日本やアジア諸国でのインベスターズトラストの元本確保型積立『S&P500』商品の、圧倒的な売れ行きを目の当たりにしたプレミアトラストが、上位互換となるように開発した商品です。アメリカの調子が良くなかった場合どうしようもない、という『S&P500』の欠点を補うべく、元本確保しつつ複数のインデックスに投資できるようにしました。この商品開発に多大な労力がかかっているのは間違いありませんが、どうして主力のプロヴェスト同様に手数料面でもより低く設定し、勝てるようにしなかったのか、と思ってしまいます。しかし確保されている利率以上を狙っていける、魅力的な商品に仕上がっていることは間違いありません。