『最も過激な金融政策、ヘリマネーとは何か!』 金融リテラシーレベル3の記事
ヘリマネー、この言葉を知っていますか?
その名のとおり、札束を空からばら撒いて国民に与える政策です。今回はヘリマネー概念とこれが経済に与える影響について語ります。
皆さんこれを聞いてパッと思い浮かべるのは、コロナの時に法人個人に配られまくった給付金ですよね。わざと給与が減った資料を捏造し、持続化給付金をもらいに行く人まで多発しました。
1 札束は造幣局が刷り、政府は日銀に返済義務のない債券を売りつける。政府はお金を得る。
2当然、日本のお金の総量(マネタリーベースと言います、覚えておきましょう)は増えます。
3需要は変わらないので、物価は上がります。
○ここまでは簡単、ここからちょいムズ💦
やり方は色々ある
A政府が日銀に返済義務のない債権を日銀に「買って〜」と言って買わせて、得た大量のお金を国民に配る(上記123の流れ)、コロナで日本も世界やった政策
B直接国民にばらまかないで、市場に出回っている国債を政府が購入する。(自分で作った借金の借用書をより高額のお金で買い取ってもらっているようなもの)
アベノミクスでやった。国債を持っているほとんどが大企業や巨大民間金融機関なので、そこから買った。
トップダウン理論で末端社員の給与も増えると思ったが結局増えなかった。
結果日本のお金の総量は時系列順にBで三倍、Aで6倍となった。
そりゃあ40年ぶりに物価上がるって(泣