新しいNISA!楽しむしかない!
(金融リテラシーレベル2の記事)
投資はアート、投資は楽しいと伝えたい私にとっては素晴らしいプロジェクト、半面日本人の資産を平均寿命まで伸ばすにはもうこうするしかないと、政府が超富裕層だけから税金を取って、何の後ろ盾もない、一から資産を作りはじめる一般階級には、老後二千万円問題などお茶の子さいさいで突破してもらいたいという制度改正に見えました。
理由1
○何と非課税枠の上限が1800万円
以前はどうだったでしょう。120万円/年で、それを毎年新しいファンドを120万円ずつ買って行くことで(これをロールオーバーといいます)最長期間である5年を使い、何とか600万円にできる状態でした。
それが今回の改正でなんと初年度から1800万円の枠を使い放題なのです。もはやこれまでの制度など、何のためにあったのかわからないような画期的な改正になりました。
毎年120万円✖️5年でなんとか600万円、が→初っ端から1800万円まで非課税になったのです。
理由2
○あまりに画期的すぎる制度にしてしまったため、従来のNISA、積み立てNISAを使っていた方は、なんとある一定の期間ですが、重複して両方の制度を使うことが許されたと言うことです。
勘違いしている方が多いかもしれませんが、NISAと積み立てNISAと分かれているため、非課税での積み立て投資は、積み立てNISAでしかできないと思っていらっしゃる方がほとんどという印象を仕事の中で見受けられますが、これまでも一般NISA口座で積み立て投資を非課税ですることはできました。
違いは、積立NISA40万円/年間✖️20年間非課税を取るか、一般NISA120万円✖️五年間の非課税枠を取るか、ということで、双方のメリットデメリットを考えた上で、消費者が自身のライフプランに合った方を選ぶと言うのが最善の選択でしたが、これまでそれらを最大限に活用していた方も、以前のプランを止めずに、新しい1800万円マックスのNISAを併用できます。
ではその新しいNISA口座をどうしたら最大限有効活用できるのかと言うお話は、次回させていただきます。
2話へ続く。