11月上旬のビットコインに加えてリップルコインも高騰しました。しかもその高騰率はビットコイン30%であったのに、リップルコイン100%です。資産は倍です。
暗号通貨に関しては長期保有しか勧めない私ですが、さすがにこれはそこで売って利益確定してしまって良いレベルですね。とはいえ、売り抜けしなかった方が失敗なわけではもちろんありません。5年後10年後はもっと増えるということをお忘れなく。ポートフォリオの一部に大事に置いておいてください。
では今回どうしてこんなに増えたの?
原因はリップルの公的表記にある日突然、「バンクオブアメリカ』の文字がリップルのサイトに現れたからです。
これは「バンクオブアメリカ」が「リップルネットメンバーシップに加盟している証拠となります。
リップルネットメンバーシップとは、リップルコインのネットワークを集団的かつ民主的に管理し、進化させる主要な金融機関の集まりで、これらの機関は国境を越えたグローバルな取引の標準化に取り組んでいます。
バンク・オブ・アメリカは、ノースカロライナ州に本社を置く非常に大きな銀行です。(ちなみに日銀とは違い、中央銀行ではありません)
アメリカで2番目に大きな銀行であり、世界の銀行のブランド力ランキングでは6番目に位置します。(ちなみに上位の銀行はアメリカ1・中国5)
バンク・オブ・アメリカ」がリップルと関係している、という話は以前よりありましたが、公式ではなく、関与はしているものの限定的な働きなのか? あまり前向きに検討していないのではないか? という疑念は常につきまとっていました。
それが今回、公式サイトにロゴが掲載されたことで、「バンクオブアメリカ」がリップルを積極的に主導していくのではないか、と期待されたのです。それが高騰の理由です。
そして一番リップルコインユーザーが期待しているのは、SWIFTに変わってリップルコインが使われることです。今年リップルコインは新たな送金システム「PayID」を発表しました。
もしこれがSWIFTを補完する形で使われたり、SWIFTに代わるシステムとなったらリップルコインの価格が、常識を超えた変化をしてもおかしくありません。
最後にもう一度ですが、私は現時点で暗号通貨を買うのであれば、ビットコイン、リップルコイン、イーサリアムの長期保有という形でしかお勧めしていませんが、それらに次ぐ通貨、カルダノ、テゾス、ファントム、コスモス、などもその特性をしっかりと勉強した上であれば、積極的ポートフォリオに組みこんでいって全く問題ありません。
しかし依然として『新しい暗号通貨』を謳った、投資詐欺は、圧倒的な数ありますので、決して「最近できた」「まだ上場していない」「これから上がる」などと宣伝している、見たことも聞いたこともない暗号通貨には、絶対に手を出さないでくださいね。