世界的な暴落始まる! 大暴落まで行くか!?
さて、昨年の4月コロナショックでの暴落から今年の始めまで、インデックスは異常な成長を見せてきました。
経済はコロナで停滞したままであるにもかかわらず、SP500だけでも底から計算すれば50パーセントを超えましたね。
そのコロナショックから一転コロナバブルになったマーケットに対し、ファンドマネージャーたちはこぞって、いつ崩れるんだ、いつ暴落するんだとおそるおそるしか投資しなくなりました。
当たり前です。
誰もが本来的な真価の2倍に膨れ上がった時価で株を買うというクレイジーな状態なので、
『歪みは必ず自然な状態に戻ります』そしてそこに投資チャンスは生まれます(僕が大好きジョージソロスの名言)
さてその暴落の兆しがようやく先週末きましたね。
各国のインデックスは軒並み下がり、コモディティ、ビットコインは暴落したと言って良いでしょう。
そしてドル高、さらにはアメリカ短期国債の利回りが長期を抜こうとする『逆イールド状態』(大暴落の前に起こると言われている)までみえてきました。
さてこれから市場に起こるのは10%を越える程度のちょっとした暴落なのか、30%レベルの大暴落なのか。僕は前者で留まると思っています。
金曜日FRBの政策についての発言がありましたが、テーパリング(前回ブログ参照)についてはいつかやるつもり、いった程度でいつやるかどれくらいやるのかについては触れられませんでした。
これはFRBが大暴落になるのを避けようとしてあえて明言しなかったのでしょう。
しかしFRBが大暴落を避けようとして明確なテーパリングの示唆をしなくても、
びびった投資家たちが、私も私も、と売りを重ねていけば(先月のビットコインのように)投資家の恐怖心理だけでの大暴落は十分起こりえます。
実際その過剰な恐れが逆イールド債状態を作っていると言えるでしょう。
しかしそれでも大暴落にならない、と私が予測しているのは、アメリカだけでなく実際のテーパリングが世界のどこでもまだ起こっていないからです。
コロナで馬鹿みたいに各国がお金をばらまいているので、必ずやるはずなのですが、まだ踏み切っていない点ですね。あとは勘(笑
さあ皆さん。株を持っている人は売りましょう。空売りもあと数日はありだと思います。(私、絶賛ダウ空売りしてます)
金銀を暴落前に売らなかった方はこのまま保持で良いと思います。また戻るから。
米国債や、米ドルを買うのも月曜日に買って、数日で利確するならありだと考えます。
現金化なしでのファンドポートフォリオは、「株から米債券への割合を一時的増やす」ですね。