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2022年の円安と今後の展望をできる限りわかりやすく解説

第1話

 円神話などと言われているが、市場において日本円は長らく、金や銀についで 危機に際して投資家が買う安全な通貨とされていた。
 しかし今、この立場が危うくなっている。今年だけで対ドルで5分の1以上の価値を失っており、1990年以降で最安値を更新した。

 なぜか。振り返っていきたい。

 1日本と欧州中央銀行はコロナ以前からのマイナス金利にしていたこと、
 2コロナによって多くの国が経済をマイナスとは行かないが、ゼロ近くまで金利を下げる政策を取ったこと

 を背景として覚えておいていただきたい。

 どうしてゼロ金利、マイナス金利にすると経済が活性化するのか。をまず説明しよう。

 そもそも皆さんはどこの銀行の金利がマイナスかご存じだろうか? 答えは日銀である。

 私たちは日銀にお金を預けない。日本でお金を預けるのはあらゆる民間銀行だ。
 
 どこも日本銀行にある程度お金を預けていると利息がついて返ってきたが、マイナス金利政策以来「減らされて返ってくる」ので、日銀に貸せない。
 
 それなら民間企業に破格でお金を貸した方がいいという選択を銀行は迫られる。

 大手企業は安い金利でガンガンお金を借りて、事業を起こせる。これがマイナス金利の全貌である。

 もちろんゼロ金利、マイナス金利は経済活性化の代わりにデメリットもある。ご存じのとおり銀行にいれいるお金は増えないし、債権を買って10年待ってもほとんどお金は増えて返ってこないということになる。

 第二話へ続く