▼ブログ

シリコンバレー銀行の破綻について

シリコンバレー銀行の破綻について

シリコンバレー銀行は39年前にできた、アメリカで16番目に大きい銀行で、アメリカの歴史の中で倒産した銀行の中では、2番目に大きい。今回この銀行の破綻が大きな話題となっているが、同時期にシグネイチャー銀行とシルバーゲイト銀行も破綻している。

シリコンバレー銀行の特徴として、ベンチャー企業に融資をするという特徴はあるが、ベンチャー企業が軒並み潰れたというわけではない。原因は簡単に言ってアフターコロナでの米政府の金融引き締めによるアメリカ国債の利上げにある。

シリコンバレー銀行はアメリカ国債を大量保持していた。中央銀行金利の利上げがされると債券価値は下がり価格は下落する。これによりこれら三つの銀行は大打撃を受けた。

シリコンバレー銀行に関しては、それにより2022年度の決済で時価総額の90%の赤字を出してしまったことから、多くの株主が株を次々と売却して歯止めがきかなくなったことで破綻が決定した。

さてこの破綻がどのような波紋を世界市場にもたらすかは、、、続く