プレミアトラスト プレミアプリンシパルプロテクション
契約期間中に減額・停止・一部取崩し、滞納がなければ、という条件で
5年、7年、10年の設定された満期期間に関係なく、満期時に、一括投資元本を、プレミアトラスト社が最低確保します。
それらを最低保証としながら、後述の選択したインデックスの益金を狙っていくことができます。
プレミアトラスト《PREMIER PRINCIPAL PROTECTION》に関する著者の総評
最低投資額 | 10,000 米ドル |
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選択可能投資期間 | 5年、7年、10年、それ以降投資継続可能、最大25年まで |
口座開設費用 | 45米ドル |
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口座管理費用 | 0.15%/月(5年満期) 0.14%/月(7年満期) 0.1333%/月(10年満期) |
プラン管理費用 | 5米ドル/月 |
ファンド管理手数料 | 0.125%/月 1.5%/年 |
クレジットカード支払い手数料 | 1.5% |
ボーナス | ロイヤルティーボーナスのみ |
本商品最大の魅力は、上記の最低益金を確保しながら、8つのインデックスに分散投資でき、それ以上の利回りを狙っていけることです。
以下が選択可能インデックスとなります。
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S&P 500 ($€£)
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S&P Asia 50 ($€)
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EURO STOXX 50 ($€£)
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MSCI ACWI IMI($)
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MSCI Emerging Markets IMI ($€£)
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FTSE(£)
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MSCI EAFE(€)
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MSCI WORLD(€)
また()に表されている通貨は、プレミアトラスト内で、その通貨を投資通貨に指定した場合にしか、そのインデックスを利用できない、ということを意味します。
つまり8つのインデックスをそろえていても、実際に選択できるのは
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米ドルを選んだ場合は5つ
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ユーロを選んだ場合は6つ
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ポンドを選んだ場合は4つ
となります
(※インデックスについて理解に乏しいというかたは、途中まででいいのでこちらを読まれてください。インデックスは金融投資の軸、背骨ともいえる、重要な概念です、)
一つずつ簡単に解説していきます。
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S&P 500($€£)
アメリカで最も有名なインデックスですの一つです。アメリカ最大の分析評価機関、スタンダード&プアーズが選んだ、アメリカの企業、上位500の平均株価へ投資します。長期的にもっともリスクを抑えて、高い利益を出しているインデックスになります。
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S&P ASIA 50($€)
分析評価機関スタンダード&プアーズが選んだ、アジアの企業、上位50の平均株価へ投資します。中国圏の株が多くなり、リスクが高くなりますが、リスクを排除している元本確保商品と相性が良いよ言えるでっでしょう。
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EURO STOXX 50($€£)
スイスの分析評価機関『ストックス』が算出した、欧州先進国11ヵ国における、上位50社の株式の平均。
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MSCI EMERGING MARKETS IMI($€£)
2007にモルガンスタンレーグループが立ち上げた分析評価機関、MSCI (モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)が算出した、26の新興国から資本規模を問わずに選ばれた、3053の株式の平均値を取ったインデックス。
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FTSE 100 (£)
ファイナンシャルタイムズと、ロンドン証券取引所により作られた、FTSEグループにより、1984年に設定された、イギリス国経済を象徴するインデックスです。日経225のように、各部門から選ばれたイギリスを代表する企業100社の平均株価です。
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MSCI ACWI IMI ($)
ACWIとはオールカントリーワールドインデックスを意味します。23の先進国と、24の新興国の株式の平均値で、全世界の株式の時価総額の85%を確保しています。
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MSCI EAFE(€)
MSCIにより設定された、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール、日本のうち、資本規模が大規模、中規模の企業からなるインデックスです。
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MSCI WORLD(€)
MSCI ACWIが$にしか対応していないため、ユーロを選択した投資家のために、設定したと思われます。ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、香港、カナダ、アメリカのうち、資本が大規模、中規模な企業から構成されるインデックスです。ACWIでは、そこに他の東南アジア諸国、アフリカ諸国が加わります。
ロイヤルティボーナス
・5年満期ー満期時に元本の1.5%
・7年満期ー満期時に元本の3%
・10年満期ー満期時に元本の5%
◆総評:プレミアトラストが独自で開発をはじめた商品分野と言えるでしょう。インベスターズトラストは元本確保の積立型は出しました。ユニットリンク型の一括拠出商品も出しました。しかし元本確保の一括拠出型だけは開発しませんでした。しかしこの元本確保一括拠出型商品は、積立型のように最低でも10年で125%、15年で140%、という利回りの確保はなく、何年を満期に設定しようと確保されるのは拠出した原資、つまり真の意味での元本なのです。では設定する満期を伸ばしてお金が自由になる期間を遠のけたとして、何を得られるのかといえば、ロイヤルティボーナスということになります。積立と同じく5つのインデックスに分散投資できます。一時的にでも運用がマイナスになる可能性を排除したい人にだけ、お勧めします。