1 海外積立のファンドポートフォリオ
皆様が海外積立保険を始められた場合、投資家個人のポータルサイトや、月間運用報告のメールに、ファンドの名前がずらりと並んでいて、それぞれどれくらいの利回りを出しているか、が書いてあるのを発見するでしょう。
ポートフォリオとは、ある所有者の資産が、どこにどれくらいの割合で分散されているかが、一目見てわかる表のことです。
たとえば、資産ポートフォリオと言ったら以下のような表を意味します。
預貯金 | 450万円 |
株式 | 500万円 |
投資信託 | 4000万円 |
不動産 | 3500万円 |
その他 | 200万円 |
そして海外積立保険でポートフォリオと言えば、ファンドポートフォリオを意味します。保険会社を介して、約300のファンドへと自由に分散投資できるのが海外積立保険なので、どのファンドに資産の何%を投資しているかを表すものになります。以下のような表を運用報告書の中で見たこととはないでしょうか。
MOLGAN STANLEY ~FUND | 30% | ○○$ |
FIDELITY ~FUND | 30% | ○○$ |
SCHROEDER ~FUND | 20% | ○○$ |
SSGA ~FUND | 20% | ○○$ |
これがファンドポートフォリオです。
2 ポートフォリオはIFAが作る
このファンドポートフォリオを作るのは原則IFAです。IFAの投資助言責任者が、その年の経済の流れを読んで、利回りを出しそうなファンドポートフォリオを作っています(このために私たちはIFAに総資産の1%という手数料を払っているのです)
しかし、中にはIFAに手数料を払い任せず、投資家が自分でファンドポートフォリオを作るのを許している海外積立保険会社もあります。投資家が自分でファンド選択できるなシステムを、私個人は非常に評価しています。
なぜなら、総資産の1%を払っているのに、年利5%も出ないようなポートフォリオを組んでいるマネージャーが、世界にはたくさんいて、年利5%など、初心者の方が2時間運用の教科書を読めば達成できる数字だからです。
なので、投資の勉強を将来したい方、すでにされている方は、自分でポートフォリオを組むことができる2社、プレミアトラストとインベスターズトラストの商品を使うことをお勧めします。