▼海外積立の構造

ファンドポートフォリオ

1 海外積立のファンドポートフォリオ

 

 皆様が海外積立保険を始められた場合、投資家個人のポータルサイトや、月間運用報告のメールに、ファンドの名前がずらりと並んでいて、それぞれどれくらいの利回りを出しているか、が書いてあるのを発見するでしょう。

 ポートフォリオとはある所有者の資産が、どこにどれくらいの割合で分散されているかが、一目見てわかるのことです。

 たとえば、資産ポートフォリオと言ったら以下のような表を意味します。

預貯金 450万円
株式 500万円
投資信託 4000万円
不動産 3500万円
その他 200万円

 

そして海外積立保険でポートフォリオと言えば、ファンドポートフォリオを意味します。保険会社を介して、約300のファンドへと自由に分散投資できるのが海外積立保険なので、どのファンドに資産の何%を投資しているかを表すものになります。以下のような表を運用報告書の中で見たこととはないでしょうか。

MOLGAN STANLEY ~FUND  30% ○○$
FIDELITY ~FUND 30% ○○$
SCHROEDER ~FUND 20% ○○$
SSGA ~FUND 20% ○○$

これがファンドポートフォリオです。

 2 ポートフォリオはIFAが作る

 このファンドポートフォリオを作るのは原則IFAです。IFAの投資助言責任者が、その年の経済の流れを読んで、利回りを出しそうなファンドポートフォリオを作っています(このために私たちはIFAに総資産の1%という手数料を払っているのです)

 しかし、中にはIFAに手数料を払い任せず、投資家が自分でファンドポートフォリオを作るのを許している海外積立保険会社もあります。投資家が自分でファンド選択できるなシステムを、私個人は非常に評価しています。

 なぜなら、総資産の1%を払っているのに、年利5%も出ないようなポートフォリオを組んでいるマネージャーが、世界にはたくさんいて、年利5%など、初心者の方が2時間運用の教科書を読めば達成できる数字だからです。

なので、投資の勉強を将来したい方、すでにされている方は、自分でポートフォリオを組むことができる2社、プレミアトラストインベスターズトラストの商品を使うことをお勧めします。